
4月16日(今週)
卓 話
「自己紹介と次年度地区
補助金事業について」
増村 道雄会員
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4月23日(次回)
春季家族例会(27日)
の振替休会
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【2025年4月9日 会長の時間】
皆さんこんにちは。例会場周辺の「桜」もほぼ満開となりました。
本日の例会には、北条ロータリークラブより、福永ガバナー補佐エレクトはじめ4名
の方々が、そして2025-26年度「米山奨学生」の顔 梓伃(ガン・シヨ)さん、ようこ
そお越しくださいました。顔さんには後ほど、中山カウンセラーからのご紹介とご挨拶
をいただきます。
そして本日の「広報卓話」には、2680地区公共イメージ委員会で、私と共にご奉仕さ
れている盟友の大倉隆幸君(神戸西神R.C)をお招きしております。どうぞ皆さん、小野加
東ロータリークラブの例会を楽しんでください。
では本日の「会長の時間」では、今月に開催される「地区研修協議会」についてお話
をしたいと思います。地区研修協議会(District Assembly)は 毎年1回、地区内すべての
クラブの次期会長、幹事、理事、主要委員会の委員長など、重要な次期クラブ指導者た
ちが集まる知識・情報交換の場です。
通常は、各クラブから10人 前後の代表者が、この訓練コースに招請されます。地区研
修協議会は、2680地区では、概ね4月中に行うこととなっています。協議会プログラム全
般の責任は、ガバナーエレクトが負うとされていますが、計画と実施については、地区研
修リーダーが責任を負うとされています。一方、地区の委員会委員長は、担当する研修セ
ッションでの立ち上がりを指導する責任をもっています。
研修協議会の主目的は、3点にまとめられます。①会員基盤の維持・増強 ②地元や外
国の地域社会で、その地域の実情に即したプロジェクトを実行し成功できるように ③プ
ログラムへの参加と寄付金を通じ、ロータリー財団を支援すること。この3点について、
ロータリークラブの指導者たちに、必要とされる能力を育成し、知識をもち、やる気を起
こすように図ることです。
会の形式は、教育方法と分科会を活用し、次期クラブ役員が、ロータリーの奉仕のプロ
グラムを推進する任務を把握できるようになっています。クラブ役員は、効果的なクラブ
運営について学び、次年度の奉仕目標の達成について意見交換します。ロータリーでは、
会長以下各担当者が、RI、地区、クラブにおいて、基本的に毎年替わります。人は毎年替
わっても、ロータリーの基本的な考え方は変わるものではありません。また、活動の中に
は単年度ではなく、何年もかけて完成するものもあります。しかし、いずれの活動も人か
ら人への手渡しで、バトンタッチされていくものです。新しい年度にクラブを指導する人
々が、ロータリーの基本、ならびに新年度のRI会長やガバナーの方針をよく理解し、それ
を各クラブに持ち帰って、クラブの会員に伝え、共有する。さらに、各クラブの事情も考
えながら活動に結びつけていく。出席者は大切なその橋渡し役です。
地区研修協議会は、単なる研修会ではありません。ロータリーの奉仕のプロジェクトに
ついて、新しい考えを入れながら、永遠に続く継続性をもたせるために行われる、大切な
会合です。ご参加の皆さんには、しっかり学んでいただきまして次年度の順調なスタート
を期待いたしまして、本日の「会長の時間」を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
【2025年4月2日 会長の時間】
皆さんこんにちは。早いもので4月に入りました。例会場周辺の「桜」の開花が始ま
りました。4月と言えば、入社式・入学式のシーズンです。「年度始め」とか言います
が、今日は「年度」についてお話をしたいと思います。
そもそも、なぜ日本では会社や学校のスタートが4月なのでしょうか?また、年度っ
て何なのでしょうか。暦年すなわち「暦の上での新年」である「1月1日」とは別に、
それぞれの目的に合わせて決められた1年の区切りのことを年度と言います。
よく用いられるのは、官公庁などが予算に沿って業務を行う期間である「会計年度」、
学校の学年の切り替わりを目的とした「学校年度」などです。どちらも4月から3月ま
でを区切りとしています。
当時は、先に政府の会計年度のスタートが4月1日になったため、学校は運営に必要
な補助金を政府から受け取るためにも、政府の会計年度に合わせたほうが都合がよかっ
たため、学校も「新年度」が4月になったようです。
そもそも年度の考えが日本に入ってきたのは明治時代になります。会計年度の初日が
4月1日になったのは、よくいわれるのが、当時の日本は農業国で、江戸時代まで年貢は
米で納める現物納でしたが、明治からは現金で納める金納に変わります。そのため、米
の収穫を終えて、それを売って現金に換え、それから納税します。そして政府が現金を
徴収して予算編成する、という流れになりますと、12月末で区切り、1月より新年度と
すると、スケジュール上非常に困難だったので4月に会計年度が設定されたという理由
です。
一方、学校年度の4月はじまりの歴史は、明治になって西洋式の教育制度が導入され、
一斉入学、一斉進級が採られるようになりました。この時、入学時期は実は9月でした。
ドイツやイギリスの教育制度を参考にしたためといわれています。それがなぜ4月入
学になったかというと、先に述べた、政府からの「学校補助金」受け取るためにも、政
府の会計年度に合わせたためと、もうひとつの理由は、軍隊の士官学校の入学時期が4月
となったためです。士官学校の入学時期が4月に変更となると、9月始まりだった一般の
学校は、「優秀な若者が陸軍に先取りされてしまうかもしれない」と考えました。そこ
でこぞって4月始まりへと変わっていったのです。そして大正時代の頃には、学校年度は
完全に4月始まりになりました。
ところで、ではロータリークラブの「年度」は、なぜ7月からなのでしょうか?それは、
毎年開催される国際大会に、その由縁があります。
ロータリーの最初の会計年度は、第1回年次大会が終了した翌日、1910年8月18日に始
まりました。翌年度も同様に、年次大会の日程に合わせ、8月21日開始となっていました。
ところが、翌年の1912年8月、理事会が当時の国際ロータリークラブ連合会の会計監査を
依頼した際、クラブ幹事と会計士が、十分な時間をもって大会に向けた財務報告を準備し、
クラブ代議員の数を決定できるよう、会計年度の最終日を6月30日にするのがよいとの提
案をし、執行委員会はこれに同意し、1913年4月の会合で、6月30日を会計年度最終日と
定めました。
また、ロータリーは、国際大会の時期を1917年まで、7月または8月に開催していまし
たが、1916年大会(米国、シンシナティ)での代議員が、夏場の暑さを考慮し、大会を
6月に開催する決議案を採択しました。これにより、次の大会となるアトランタ大会は6
月17~21日に開催されました。
それ以降、ロータリーの国際大会はおおむね6月開催となり、「ロータリー年度」は
1913年の決定以来、年度の最終日は6月30日となっています。
最後に、私の任期もあと3か月となりました、この先まだまだ行事や事業が控えており
ます。皆さんのご協力を得ながら、残された期間、しっかり職務を全うしたいと思ってお
りますのでどうぞよろしくお願いしまして、本日の「会長の時間」を終わります。
では今日も例会を楽しんでください。
【2025年3月26日 会長の時間】
皆さんこんにちは。今週に入り、本格的な「春の陽気」になってきました。例会場
の商工会館の周りの「桜の開花」も待ち遠しいところです。
さて今月の「ロータリー月間」は何かご存じでしょうか?「水と衛生月間」です。
きれいな水を利用できることは基本的な人権です。
しかし世界には、適切な衛生設備が利用できない人が25億人と、安全な飲み水が得
られない人が7億4800万人おり、さらに毎日1400人の子どもが、劣悪な衛生環境と不
衛生な水を原因とする病気で命を落としています。
ロータリーでは、井戸や雨水貯水システムの設置、水設備管理の研修、疾病予防の
ための水・設備の提供など、水関連の多くの活動が実施されています。
ここで世界中のロータリー会員による活動を幾つかご紹介したいと思います。
・バンガロア・メトロ・ロータリークラブ(インド):大規模な鉱業の発展ととも
に、フッ化物含有物質によって土壌が汚染された地域社会に、水浄化プラントを
設置しました。
・ポカラ・ロータリークラブ(ネパール):農村地域では水を得るために毎日25km
を歩かなければならず、水運びをしなければならない子どもも大勢いました。そ
こで、米国のウィリアムソン・ロータリークラブと協力して500人分の水を貯蔵
できるタンクを設置しました。
・大東ロータリークラブ(大阪):シティーマンガール(ネパール)にある学校の
貯蔵タンク(12,000リットル)を活用するためのポンプとフィルターを設置し、
年間を通じて安全な飲み水を供給できるようにしました。
日本では、ほぼ100%で水道の蛇口をひねれば「安全な飲料可能な水」が、なに不自
由なく供給されます。ここ小野市では「水道水」をペットボトル詰めにして「おのみ
~ず」と名付けられ販売までされています。
この「当たり前」に感謝の気持ちを忘れず、私たちも世界の貧困問題や福祉改善に
目を向けるロータリアンになれればと思います。以上で「会長の時間」を終わります。
では今日も例会を楽しんでください。
【2025年3月12日 会長の時間】
皆さんこんにちは。 庭にある「紅梅の蕾」が膨らみ始め、まさに「三寒四温」の気
候になって参りました。昨年7月からの、わたしの「会長年度」もあと3か月半余にな
り、そろそろ次年度に向けて進み始めています。そこで今日は「PETS」についてお話
をしたいと思います。
ロータリーは、単年度が原則です。毎年7月には、国際ロータリーも、地区も、そし
てクラブも、すべての役員が交替します。ガバナーエレクトが、国際協議会の研修を終
え帰国されると、今度はクラブの「次年度役員の研修」が始まります。これらの研修会
は、「PETS」や「地区研修協議会」と呼ばれています。「PETS」とはPresidents-Elect
Training Seminar(会長エレクト研修セミナー)の省略形で、地区内各クラブの会長エレ
クトのための、研修・教育を行う情報提供プログラムです。クラブ会長の能力、知識、
やる気を育成することが目的となっています。
その「目的」とは、
・次期クラブ会長が次年度の会長となるための準備を整える。
・地区ガバナーエレクトおよび次期ガバナー補佐に、次期クラブ会長の意欲を高め、
協力関係を築く機会を与える。ということであります。
PETSの開催時期は、毎年なるべく2月または3月中に開催するとされており、研修で
は、来る年度のRI(国際ロータリー)テーマや、効果的な奉仕プロジェクト、ロータリ
ー財団についての説明や紹介、情報伝達が行われます。ガバナーエレクトが、「国際協
議会」でRI会長から直接聞いた、新年度のRIテーマに対する思いやその印象、次年度の
RI会長の方針など、研修後間もないガバナーエレクトの新鮮な話や方針を直接聞ける、
絶好の機会です。
こうして、クラブ会長エレクトは、次年度のRIテーマを踏まえ、ロータリープログラ
ムを実施する準備が整います。またこのPETSにより、クラブ会長エレクトは、新たなる
ロータリー年度におけるクラブ運営に関する必要な情報を得るのみならず、地区内68ク
ラブの会長エレクトと連帯を深め合う機会が与えられます。
第2680地区2025-26年度の「PETS」は、今週末3月16日に「ホテルモントレ姫路」で
開催され、当クラブより、増村道雄会長エレクトが出席されます。心よりエールを送り
たいと思います。会員の皆さんに於かれましても、ご協力どうぞよろしくお願いいたし
ます。
以上で会長の時間を終わります。今日も例会を楽しんでください。
【2025年3月5日 会長の時間】
皆さんこんにちは。早いもので、もう弥生3月となり「春めいた気候」を時々ながら
感じられるようになりました。
さて、先日1日と2日の「第2680地区大会」には、我がクラブから21名の会員の皆さ
ん、ご参加を頂きありがとうございました。
地区大会の中で、国際ロータリー会長代理である、杉岡芳樹氏(第2780地区パストガ
バナー・相模原RC)から非常に参考になる講話を拝聴しました。
杉岡氏は、10年間に3つもの「新しいロータリークラブ」を立ち上げるのにご尽力さ
れました。国内に幾多のクラブがあるにも関わらず、「なぜ新クラブを?」と私は疑問
をもちましたが、既存のクラブには歴史・慣例といった「硬直的」なものに捉われがち
であるのが、新しい会員入会の障壁になっている要因と考えられます。
そこで新しいロータリークラブを設立されたポイントは、まず地域を絞った所在事業
所の「若い経営者層」を中心に会員勧誘をされたそうです。また、クラブの柔軟性を持
たせるため、例会は月に2回、しかも例会開催時間は「夜間」に。いま、RIのビジョン
として「D.E.I」すなわち「多様性・公平さ・インクルージョン」な文化を培うことが不
可欠でありますから、多様性では、女性の参加・若年層・生活スタイルにあわせた例会
の開催時間の改革は、我々既存のクラブにも求められる時代にきているのだなという感
想を持ちました。
そして、昨年度表彰では、我がクラブは「ロータリー財団表彰」「100%財団表彰」
「Every
Rotarian Every Yearクラブ」の3部門で、中山直前会長が代表受領されました。
会員の皆さんのご協力の賜物と感謝いたし、本年度もご協力よろしくお願いいたします。
そして、もうひとつお知らせがあります。今月いっぱいで、兵庫教育大学留学生の
「謝 芳芳さん」が米山奨学生を卒業されます。名残惜しいですが、小野加東ロータ
リークラブで過ごされた経験を活かし、国際親善の架け橋としてご活躍いただきたい
と思います。
そして、カウンセラーを務めていただきました、河合会員ファミリーにも感謝いた
します。1年間本当にお世話様でした。謝さんには 最後の例会を楽しんでください。
それではこれで会長の時間を終わります。ご清聴ありがとうございました。
【2025年2月19日 会長の時間】
皆さんこんにちは。今日は数年ぶりの「夫人同伴例会」です。奥様方に於かれまし
ては、ご多忙のところご参加くださいましてありがとうございます。どうぞロータリ
ークラブの例会を楽しんでください。
そして本日の卓話を戴きます「小野市国際交流協会」の皆さま、どうぞよろしくお
願いいたします。この「夫人同伴例会」は年度当初、私の運営方針の中での念願であ
りました。実行してくださったプログラム委員会、満木委員長ありがとうございます。
さて今日は、皆さまに悲しいご報告をしなければなりません。去る2月9日に、我が
クラブの田中隆夫会員がご逝去されました。
田中隆夫会員は、平成26年7月にご入会、米山奨学会委員長、ロータリー財団委員長、
数年にわたり国際奉仕委員会委員から国際奉仕委員長を務められ、副幹事、そして第61
代会長・加納純一年度にはクラブ幹事として、特に「会員増強」に力を注がれ、クラブ
に多大な貢献を頂きました。
私の思い出の一つに、隆夫さんは、例会の時に、よくデジカメでポーズを強要すると
いうお茶目な一面がありました。「被写体の餌食」になられたのは私だけではなかった
と思います。享年67歳、あまりに早いお別れになってしまったことが残念でなりません。
謹んでご冥福をお祈りし、本日の「会長の時間」を終わります。
【2025年2月5日 会長の時間】
みなさんこんにちは。数年に一度という「強烈な寒波」の中での今日の例会であり
ます。くれぐれもご自愛ください。
さて、先日2月1日は、東播第3グループの「インターシティミーティング」が「ネ
スタリゾート神戸」で開催されました。多くの会員の参加を頂きありがとうございま
した。
今回のI.Mは、従来のスタイルと変わり「各クラブ放談会・うちのクラブの自慢話」
を発表せよとの、金鹿ガバナー補佐の命を受け、「会長・幹事会」でも各クラブ会長
が抵抗を示し大モメでしたが、最終的に半ば押し切られるような形で当日を迎えまし
た。が、いざ発表になれば、どのクラブの会長も素晴らしいプレゼンテーションをさ
れていました。わがクラブでは、会員全員を巻き込んだ企画にできなかったことと、
プレゼンテーションのパワーポイント画像がきれいに映らなかったのが残念であり反
省をしています。
ロータリーの楽しみの一つに「知り合いを作る」があります。先のI.Mでも他クラブ
の会員がたくさん来られていました。それこそ昨年のI.M以来の「知り合い」に会えた
ことはロータリアンである喜びでもありました。
3年前ですが、河合会長年度に、私は
幹事をしておりましたが、その年度の同期の幹事とは今でもみんな親しく「久しぶり!」
とか「元気でしたか?」と声を掛け合える関係が続いています。大袈裟かもしれませ
んが「生涯のロータリーの友人」と思っています。
近隣で「仲間」を増やすには、会員委員会が力を入れてくださっている「会員増強」
が効果的ですし、他のクラブに「メークアップ」して知り合いを増やすこともできます。
また、地区の行事(I.Mも含めて)「各種セミナー」や「補助金プロジェクト見学」、
そして、3月に開催され、渡瀬幹事が「動員」に力を入れてくださっている「地区大会」
への積極的な参加もロータリアンとして楽しい機会だと思います。
また、ぜひ「地区の委員会」に出向してみてください。ロータリーをもっとより知る
ことができ、仲間がたくさんできます。我がクラブからも、多くの「地区委員」が出ら
れることを期待しながら、本日の「会長の時間」を終わります。
それでは、今日のお料
理を楽しんでください。
【2025年1月29日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。早いもので、もう1月も過ぎようとしています。今日は、この
1月の締めのお話をしたいと思います。
日本では旧暦1月を睦月(むつき)と呼び、現在では新暦1月の別名としても用いら
れています。睦月という名前の由来には諸説ありますが、最も有力なのは、親族一同
が集って宴をする「睦び月(むつびつき)」の意味であると言われています。一同が
仲良く睦まじくなれる願いが込められています。平年の場合、1月はその年の10月と
同じ曜日で始まり、閏年の場合はその年の4月と7月が同じ曜日で始まります。
「正月」と並んで、よく耳にされるものとして「旧正月」があります。 旧暦の1月1
日のことを「旧正月」といいます。この旧暦と現在使っている新暦とは換算の仕方が
異なるため、毎年違った日にちとなります。旧正月の元日は現在よりも少し後にくる
感じで、およそ1月21日~2月20日の間になるそうです。2月になっても正月飾りをし
ている地域や家庭があるのは、旧暦に合わせてのことのようです。
ところで、1月に因んでわがクラブが創立されたのはいつか覚えてらっしゃるでしょ
うか?
加古川R.Cと三木R.Cがスポンサークラブとして1960年(昭和35年)1月26日に「創立
総会」が開かれ、「仮クラブ」が発足しました。同年3月10日にRIの承認を受け、5月7
日に「認証状伝達式」が開かれ正式にクラブが生まれました。
私の誕生日が1961年(昭和36年)1月27日でして、ちょうどその1年と1日前に創立さ
れましたので、個人的には覚えやすい日となっています。小野加東ロータリークラブも
設立65年もの歴史を積み重ねて参りました。クラブ存続のためにも、会員拡大はじめ、
さまざま皆さんと一緒になり、よりよいクラブ運営に取り組んでまいりたいと思ってお
ります。よろしくお願いいたしまして本日の「会長の時間」を終わります。
今日も例会を楽しんでください。
【2025年1月22日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。そして、兵庫教育大学の留学生の皆さん、ようこそお越しくだ
さいました。
もう日本の生活には慣れましたか?夏の暑さとか冬の寒さとか、食べ物の違いや文化
の違いは大丈夫でしょうか?日本と海外の「架け橋」である皆さんとひと時のお時間を
共有できますこと、楽しみにしておりました。
世界中で活動している「ロータリークラブ」という「社会に奉仕している集まり」を
少しでも理解いただき、一緒に「世界にいいことをしよう」という気持ちを持っていた
だければ嬉しく思います。お食事を召し上がりながら「交流会」を楽しんでください。
今日の「会長の時間」では、「世界におけるロータリークラブ」のお話をしたいと思
います。
「ロータリークラブ」とは、1905年、いまから120年も前にアメリカのシカゴという場
所で「お互いが信頼できる仲間を増やそう」と誕生しました。今では世界200以上の国で、
クラブの数が36,691、会員総数約117万1千人となっています。世界中のクラブをまとめ
て「国際ロータリー」と呼びます。
ロータリークラブの会員は、みんな「高い倫理感を持つ職業のプロ」であり、それぞ
れの職業で社会に奉仕しようという思いから始まり、国際理解・親善平和を推進しよう
と活動しています。留学生の皆さんには少し難しいお話だったかもしれませんが、この
あとには、質問とかその答えを聞く時間がありますので、遠慮なくロータリークラブの
ことを知ってください。
以上で「会長の時間」を終わります。
【2025年1月8日 会長の時間】
プロバスクラブの皆さま、ロータリークラブ会員の皆さま、明けましておめでとう
ございます。健やかに新年をお迎えになられたこととお慶び申し上げます。
私は今年度、会長を拝命しております 飯尾 雅人でございます。どうぞよろしく
お願い申し上げます。
プロバスクラブの皆さまに於かれましては、今年もお元気にお出会いできましたこ
とに大変な喜びを感じております。今日はゆっくりと「新年例会」をお楽しみくださ
い。また、ロータリークラブ会員の皆様方にはご協力・ご支援いただき、前半を無事
終えることができましたことに対し、心より感謝申し上げます。引き続き後半も前半
同様のご協力・ご支援をお願い申し上げます。
昨年は、元日の「能登半島での大災害」で明け、また政治不信や値上げラッシュな
ど激動の一年でありました。今年こそは穏やかな年になりますことを願っております。
さて、会長としての今年の願いは、まず多くの会員が今以上に例会に出席していた
だきたいと思っています。例会に出席していただき、自己の存在場所を確保し自己研
鑽をして頂きたいと思っています。そして、親睦活動にも積極的に参加して頂くよう
お願いいたします。私自身も、担当委員会会員の力をお借りして、例会場が楽しい自
己修練の場になるよう、そして親睦活動で友情を育てられるように努力いたします。
私の任期もあと半年でありますが精一杯務めさせていただきますので、引き続きご
指導とご協力をお願いし、また皆様にとって幸多き一年となりますようご祈念申し上
げ、新年のあいさつとさせていただきます。
【2024年12月25日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。いよいよ本日の例会が、今年最終となりました。今年一年、
皆さんにおかれましてはどのような年だったでしょうか?「ゴルフコンペで優勝した」
「孫ができた」「好きな野球チームが優勝した」「自己ベストが出た」「大きな契約
が取れた」「海外旅行をした」などでしょうか。
私にとりましては7月、会長に就任してからは、会員皆さんのご協力を得ながら、
あっとゆう間の半年だったように思います。会長の職務としては、会員増強、出席率
の向上などなど、たくさんの案件や課題を抱えて、年を越しそうですけども・・・
今日の「会長の時間」では、年度当初の7月から、この半年間にクラブで会長の関
わった出来事などを振り返ってみたいと思います。
7月3日(水)例会 会長のクラブ運営方針発表
7月4日(木) 「ちょっとGT-Rの会」開催:三宮「カイノクチ」
※この翌日に「新紙幣」が市場に出ました
7月18日(木)「青少年奉仕委員会」同席:魚司
7月21日(日)「米山奨学セミナー」:神戸学院大学ポーアイキャンパス
7月28日(日)「クラブ活性化セミナー」:神戸駅前研修センター
8月25日(日)「3クラブ主催・小野加東中学校親善野球大会」閉会式
8月29日(木)「社会奉仕委員会」同席:ごちそう村
9月 4日 (水) 「会長の時間」で「記念碑」の話をする
9月11日(水) 例会終了後「クラブ協議会」にて各委員会への要望
9月25日 (水) 「ガバナー公式訪問」矢坂誠徳G、山口代表幹事
10月 2日(水)例会「ボーイスカウト」助成金交付式
10月16日(水)「新会員オリエンテーション」同席:魚司
10月17日(木)「第1回会長杯ゴルフ」:小野東洋GC
10月23日 (水) 「3クラブ交歓会」:豊後
10月24日 (木) 「地区・公共イメージ委員会」:三宮東急REI
10月27日(日)「R財団&国際奉仕合同セミナー」:ポートピアホテル
※3賞の表彰を受ける
10月30日(水)「指名委員会」構成 ※次年度理事・役員選考
11月 6日(水)「インフォーマルミーティング」:小野向日葵ホテル
11月10日(日)「秋季家族例会」:小豆島
11月13日(水)「インフォーマルミーティング」:やしろの和がや
11月17日(日)「RLIリーダー研修会」:園田学園女子大学 ※上月副幹事が受講
11月21日(木)「神戸RC創立100周年記念式典」:ポートピアホテル
11月28日(木)「ポリオチャリテイー5RC親善ゴルフ」:関西G.C
12月 1日(日)「小野市市制70周年記念式典」:エクラホール
12月 4日(水)例会「年次総会」にて次年度の理事・役員を承認
12月 8日(日)「地区補助金セミナー」:ポートピアホテル ※増村会長エレクト参加
12月21日(土)「クリスマス家族例会」:須磨シーワールド・舞子ヴィラ
12月22日(日)「ロータリー杯ジュニアバレーボール」:アルゴ
今年も会員の皆さんには大変お世話になりました。
次の例会は、1月8日「プロバスクラブ合同新春例会」です。みんな揃っての新年の例会
を迎えたいと思います。
では今日も例会を楽しんでください。
【2024年12月11日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。今日は12月第2週目の例会です。今年もあと二十日余りとなり、
例会も21日の「クリスマス例会」を含め、あと3回となりました。
このように「会長の時間」として皆さんの前でお話させていただく機会も本日で17回
目となります。やはり人前で話す以上は、聴いて「なるほど!」と少しでも思っていた
だけるような「話題」を毎回考えています。と同時に、私自身も学ばせてもらっている
なぁ・・とも感じています。特に「ロータリー」のお話では、まだまだ知らない事柄が
多くあり、ロータリーをもっとよく知る「知識の肥やし」になっていると思います。ぜ
ひ皆さんも「卓話」の機会には「肥やし」を増やしてみてください。
話は変わりまして「会員拡大・増強」についてのお願いです。いま現在、年度当初か
らの正式な「会員入会」には至っておりません。皆さんの広い交友関係で「誘いたいけ
ど・・」と対象の方がおられると思います。そこで、入会を勧める「前段階」として
「お試しで例会の食事に誘う」テはいかがでしょうか?ロータリーを広く知っていただ
く「オープン例会」もいいのですが、普段の例会のほうが、より「素の小野加東ロータ
リークラブ」の雰囲気を見て理解していただけるのではと思います。ぜひ、会員の皆さ
ん全員が常に頭の隅にでも「飯に誘う」意識をもって「会員拡大」にご協力いただきた
いと思います。重ねてどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、以上で本日の「会長の時間」を終わります。今日も例会を楽しんでください。
【2024年12月4日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。早いもので今日は12月、今年もあとひと月となりました。
この1週間の間には、11月28日(木)に、ポリオチャリテイーも含めた「東播第3グ
ループ親善ゴルフ大会」が、三木みどりRCのお世話で「関西ゴルフ倶楽部」にて開
催されました。我がクラブからは8名の選手が参加され、優勝は三木RC、準優勝が
三木みどりRC、我がクラブは3位でありました。参加選手の皆さん、お疲れさまで
した。次回の開催は、来年の春ごろに我がクラブの担当で予定されております。大
会表彰・懇親会のあとには第2回目の「会長・幹事会」が開催されました。
そして翌日29日(金)に先週ご案内しました「アレオの記念樹」の植え替え作業
の立合いに行ってきました(その時の写真などは来週の週報に載せていただく予定
です)。記念樹の植え替えは、当初は手作業の予定だったようですが、思いのほか
地盤が固く、重機を投入しての大掛かりな作業となりましたが無事に植樹が完了し
ました。1週間のご報告は以上です。
さて、本日の「会長の時間」では「四つのテスト」についてお話したいと思います。
「四つのテスト」はロータリーソングでも唱和されておりますが、第5週目の例会が
ある月しか登場してきません。しかしながら、この「四つのテスト」とはロータリー
精神の中の「職業奉仕」においての重要な要素が凝縮されたものであります。「四つ
のテスト」の起源は、ハーバード・テーラーさん(のちにはRI会長に)が倒産に瀕し
ていたクラブ・アルミニウム社の社長に就任して、正しい営業活動を行えば必ず会社
が再建できると考え、「四つのテスト」を示したことから始まり、その後同社の業績
は改善を続け、5年後には株主に多額の配当金を分配するまでになったそうです。その
彼が1954年にRI会長に就任した時、その版権をロータリーに寄付され、今日の職業奉
仕並びロータリーの基になりました。その「四つのテスト」を「ロータリアンになる
条件」という「切り口を換えた解釈」で表した興味ある文献があったのでご紹介します。
1、真実かどうか(Test of Truth)身分試験
ロータリークラブのメンバーになるためには、正直かつ誠実な人物であること
が求められます。このテストでは会員の人柄や価値観について詳しく調査され
ます。
2、みんなに公平か(Test of Fairness)利用試験
ロータリークラブに参加すると、自分の能力やリーダーシップを社会に有益な
形で活かすことが求められます。このテストでは、当該会員のサービス精神や
公平性が評価されます。
3、好意と友情を深めるか(Test of Friendship)友情試験
ロータリークラブは友情と親睦を深める場であり、メンバー同士の絆を大切に
します。このテストでは、当該会員が他のメンバーと良好な関係を築くことが
できるかどうかがチェックされます。
4、みんなのためになるかどうか(Test of Beneficial)貢献試験
ロータリークラブは地域社会や国際社会に対して有益な貢献をすることを目指
しています。このテストでは、会員がクラブの活動にどれだけ積極的に参加し、
社会に対してどれだけ貢献する意欲があるかが評価されます。
「四つのテスト」を素晴らしいロータリアンになるための「確認事項」と捉え、自
己診断をしてみるのも面白いと思います。
以上で「会長の時間」を終わります。今日も例会を楽しんでください。
【2024年11月27日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。今日は3週ぶりの例会です。今日のお客様、東播第3グループ
・金鹿ガバナー補佐、森永IM実行委員長、久野実行委員の皆さま、ようこそお越しく
ださいました。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、11月に入ってから休会が続くなか、クラブ行事は種々行われておりました。
大まかな内容は、つど週報に掲載いただいておりますので、やや重複しますがご報告
をさせていただきます。
まず11月6日(水)ですが、小野会場として「小野向日葵ホテル」にてインフォー
マルミーティングが開催されました。また、加東会場では、従来の会場から試みで新
たに場所を変え「やしろの和がや」で13日(水)に開催されました。インフォーマル
ミーティングの総括は、来る12月11日(水)のクラブフォーラムにおいて「ロータリ
ー情報委員会」よりご報告いただきます。
続きまして前後しましたが、10日(日)には「秋季家族例会」として、会長の要望
を汲んでいただき「寒霞渓の紅葉見学」を目指して姫路港から1時間半余り船に揺られ
「小豆島」に渡って参りました。天候が心配されましたが雨にも合わず、昼食は大変
豪華なメニューを楽しませていただきました。メインの「寒霞渓の紅葉」につきまし
ては、今年も「夏」が長引いた加減で想像していた「色とりどり」の景色とは言えな
かったですが楽しんでいただけましたでしょうか? 阿江委員長はじめ親睦委員会の
皆さんには大変お世話になりました。来月には「クリスマス例会」お世話になります。
また、21日(木)には神戸ポートピアホテルにて「神戸ロータリークラブ」の創立
100周年記念式典があり、金鹿ガバナー補佐はじめ、東播第3グループの5クラブすべて
の会長・幹事として、私および渡瀬幹事が出席して参りました。
「神戸ロータリークラブ」は東京RC・大阪RCに次ぐわが国で3番目に設立されたク
ラブです。歴史を感じたことの一つに「神戸ロータリークラブ」には「四つの宝」が
所蔵されていることです。
一つ目は「ポール・ハリスの来神写真」。昭和10年第5回太平洋ロータリー大会が
マニラで開かれ、道中に創始者ポール・ハリス夫妻が日本に立ち寄られた際の記念写
真。
二つ目は「国際ロータリーの認証状」。1924年8月13日に我が国で3番目に設立さ
れ、翌1925年4月15日に国際ロータリーのヒル会長、 同ベリー事務総長から認証を受
けました。 この認証状は1945年6月空襲に遭い、例会場のオリエンタルホテルととも
に焼失してしまいました。現在「四つの宝」としている 認証状は1949年4月13日付け
の国際ロータリー ミッシェル会長、同ラブジョイ事務総長が署名された認証状です
が、承認番号は1925年4月15日に認証を受けた時の1986番を引き継いでいます。
三つ目は「ポール・ハリスの生家の絵」。1961年世界大会が東京で開催された時、
当時の神戸ロータリークラブの末正久左衛門会長がアメリカのバーモンド州ウォーリ
ングフォード地区のガバナーから贈られたもので、以後同氏から寄贈いただいたもの。
四つ目は「ポール・ハリスが常用していた襟章」。例会で常に使用していた襟章で
す。ポール・ハリスから1948~49年度国際ロータリー ミッシェル会長へわたり、
ミッシェル会長から神戸ロータリークラブ嘉納純さんにわたり、神戸ロータリークラ
ブの30周年記念式典の際に寄贈いただいたものだそうです。以上が神戸ロータリーク
ラブの「四つの宝」のお話でした。
そしていよいよ明日、28日(木)は5ロータリー親善ゴルフであります。前回は選
手の皆さんの活躍で「団体優勝」することができました。ぜひ連覇を目指して頑張っ
てください。 長時間のお話、お付き合いありがとうございました。それでは今日も例
会を楽しんでください。
【2024年10月30日 会長の時間】
皆さんこんにちは。 今日が10月最終週の例会となりました。
7月の会長就任から早や4か月が経過しましたが、年度初めからの「会員増強・拡大」
ですが、残念なことにまだ正式な「新会員入会」まで至っておりません。今年は9年ぶり
に「ロータリーを紹介するチラシ」を刷新しましたので、ぜひ会員勧誘に役立ててくだ
さい。日ごろ「会員委員会」の皆さんには大変ご尽力をいただいておりますが、全会員
に、より一層のご協力をお願いいたします。
これは「MY ROTARY」からの引用ですが、「新会員を見つけるアイデア」として記
述がありますので、ほんの一部ですが紹介したいと思います。
「クラブに招待する」
クラブの活動に関心を持ちそうな知人について考えてもらうよう、会員に呼びかけま
しょう。日常的な会話の中でロータリーについて話すことは、その人の関心を測るのに
最適な方法です。関心を示した人を招待することで、より大きな参加や会員増強への道
が開かれます。(※オープン例会の開催も)
「より幅広い人達とつながる」
地域社会の人びととつながりを築くことも、結果的に入会候補者をもたらすきっかけ
になります。これまでに招いたことがないグループを検討し、そのようなグループの人
たちとのつながりを築くようにしましょう。
「入会候補者向けの行事を開催する」
ロータリーに関心のある人を行事に招待し、クラブの活動、会員になることの意義、
入会の利点を説明します。ロータリーの専門用語は避け、あらゆる質問に答え、行事後
のフォローアップを行うようにしましょう。などとありますが、これはそれぞれご自身
の言葉に置き換えてご活用なさってください。
詳細は「MY ROTARY」にログインされ「ラーニングセンター」「会員増強のコース」
をご覧ください。また「MY ROTARY」をまだ登録されていない会員は、この機会にぜ
ひ登録をよろしくお願いいたします。
【2024年10月23日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。先日17日(木)には、多くの選手にお集まりいただき「第1回
会長杯ゴルフコンペ」が小野東洋ゴルフ倶楽部で開催されました。優勝された田中冨雄
会員おめでとうございます。そしてコンペ開催にあたりご苦労いただきましたゴルフ同
好会・河合会長と親睦委員会のみなさま、たいへんお世話になりありがとうございまし
た。
さて、明日10月24日は何の日かご存じでしょうか?
「世界ポリオデー」であります。
ロータリーは支援者、パートナー団体、およびリーダーと協力し、これまでに122カ国、
30億人以上の子どもへのポリオ予防接種を支援してきました。ポリオとは「感染症」で
す。ポリオが世界のどこかに存在する限り、感染の危険は世界中の子どもに及びます。
子どもたちに与える悲惨な影響について考え、ポリオによって身体まひになる子どもが
いなくなるように、すべての子どもを守っていくために、我々の支援が必要であり、ポ
リオ根絶を達成するまで、この取り組みを止めるわけにはいかないわけです。
日本はもとより世界中のロータリーが「ポリオ根絶」に向けて様々な活動を続けてい
ます。直近の日本での取り組みの話題の1つでは、第2750地区(東京・北マリアナ諸島
・グアム・ミクロネシア・パラオ)の直前ガバナーの宮崎陽市郎氏(東京三鷹RC)が
「ポリオ根絶への理解と協力」を呼び掛け「END POLIO Cycling Challenge 2024」として
「ポリオ根絶の募金活動」を目的に、自転車で北海道を10月1日に出発し、目的地の九
州まで日本列島を現在も縦断走行されています。
当地区2680地区には、先日16日(水)の夕刻に尼崎のホテルに到着され、翌17日(木)
に出発されるとのことでした。地区の「公共イメージ委員会」である私にも、お出迎え
・お見送りの招集がかかりましたが、16日(水)は当クラブの「新会員オリエンテーシ
ョン」と17日(木)には「会長杯ゴルフ」があり、参加できませんでした。宮崎直前ガ
バナーは、昨年にも同じチャレンジを敢行されまして(昨年は日本海ルート)完走後の
寄付総額は約2,000万円とのことでした。
私には、「時間」と「体力」その他諸々で、このような勇ましい行動はできませんが、
ロータリアンとしての思いは同じでありますから、小野加東のこの地でささやかに「支
援」をさせていただきたいと考えます。
また、11月28日(木)には「5ロータリー合同コンペ」が開催されます。参加費には
「ポリオチャリテイー」も含まれておりますので奮ってご参加ください。この取り組み
にご理解いただき、気持ちよく皆さんの「ご協力」をいただきますようお願いしまして
「会長の時間」を終わります。それでは今日も例会を楽しんでください。
【2024年10月9日 会長の時間】
皆さんこんにちは。朝晩がたいへん過ごしやすくなってきました。周りを見渡すと黄金色の
稲穂が収穫を待っているようです。
さて、今月の「ロータリー月間」は、なにかはご存じかと思います。「地域社会の経済発展月
間」と「米山月間」です。併せて、今月24日は「世界ポリオデー」であります。ただ、我がクラブ
の「会員拡大月間」は毎月ですのでよろしくお願いします。
本日のプログラムでは、河合カウンセラーがお世話をいただいている、米山記念奨学生で
ある「謝芳芳(シャ・ホウホウ)さん」に卓話をしていただきます。よろしくお願いします。
そこで本日の会長の時間では、「米山記念奨学会」についてお話をしたいと思います。
まず「ロータリー米山記念奨学会」の目的とは、将来母国と日本の架け橋となって国際社会
で活躍する優秀な留学生を奨学することです。「優秀」とは「①学業」に対する熱意や優秀性は
もちろんのこと、「②異文化理解、③コミュニケーション能力」への意欲や能力に優れている点
が含まれます。
ロータリー米山奨学生はロータリークラブを通して日本の文化、習慣などに触れ、社会参加
と社会貢献の意識を育て、将来ロータリーの理想とする国際平和の創造と維持に貢献する人
となることが期待されます。
米山奨学会の事業の規模については、年間の奨学生採用数は約900人、事業費は約15億
643万円(2023-24年度決算)と、国内では民間最大の国際奨学事業となっています。これまで
に支援してきた奨学生数は、累計で24,133人(2024.7月現在)。その出身国は、世界133の国
と地域に及びます。
米山奨学金の特色として、奨学金による経済的な支援だけでなく、ロータリークラブ独自の
世話クラブとカウンセラー制度による心の通った支援があります。日本には約2,200のロータ
リークラブがあります。そのうち1つのクラブが、1人の奨学生の「世話クラブ」となります。米山
奨学生は、世話クラブの例会に月に1回以上出席し、ロータリー会員と積極的に交流して国際
交流・相互理解を深めるとともに、ロータリーの奉仕の心を学びます。最後に「カウンセラー」
のお仕事についてですが、奨学生に対し、世話クラブのロータリアンがカウンセラーとなります。
カウンセラーは、奨学生の個人的ケアにあたるアドバイザーです。引き続き河合カウンセラー
にはお世話になります。
このように様々な職業、世代で構成されるロータリークラブでの交流は、奨学生が日本文化
に接し、将来や奉仕について考える機会となります。米山奨学生とロータリアンの交流は、相互
理解のみならず、双方にとって財産になるのではないでしょうか。ぜひ、謝さんには自国と日本
の「架け橋」としてご活躍いただきますようよろしくお願いし、本日の「会長の時間」を終わります。
今日も例会を楽しんでください。
【2024年10月2日 会長の時間】
皆さんこんにちは。早いものでもう10月となりました。秋の気配はまだまだの気候ながら、
やはり朝夕の涼しさもありますので体調管理に充分注意をなさってください。
今日の例会には、ボーイスカウト小野第1団の橋爪さま、賀内さま、そして加東第5団の阿
江さま、ようこそお越しくださいました。少子化や活動場所の縮小など、ボーイスカウトを取り
巻く環境は、厳しいとの現状はお聞きしておりますが、ボーイスカウト活動に情熱を持ちご指
導いただいておりますことに感謝申し上げます。今後ますますの「青少年育成」に向けてのご
活躍を祈念しております。
では、本日の「会長の時間」では「ロータリーの卓話」についてお話をしたいと思います。
ロータリーでは、例会後半の約30分間に、クラブ会員や 外部の招待講師から話を聴くこと
を「卓話」と呼んでいます。 会員卓話では、ロータリーに関する話はもちろん、自己の職業を
通してどのように社会へ貢献しているか、どのように事業の発展継続に取り組んでいるか、
そのためにどのような社員教育をしているかなどが、好ましいと思います。
また、 ゲスト卓話では、ビジネスや社会の動向、科学・教育・文化の話など、会員の知識や
教養を高め、情操を豊かにし、かつ「ロータリーの目的」の推進達成に繋がる内容が好ましい
と言えるでしょう。 ただ、外部の講師を招くのもいいですが、むしろクラブ会員にこそ卓話の機
会を十分に持ってもらうことが大事だと思います。その意味を込めまして、今年当初の「クラブ
運営方針」では、プログラム委員会に対し「会員卓話」を充実いただくよう要望をいたしました。
満木プログラム委員長に於かれましては、私の意向をよくご理解くださり、工夫を凝らして「会
員卓話」を組み入れてもらっております。クラブ会員は一人一人が業界の代表者であり、豊富
な知識や経験を持たれています。例えば、「我が職業とロータリーを語る」などは、なかなか恰
好のいいスピーチかもしれません。 会員同士の情報や意見の交換を通じて、互いの親睦や敬
愛の念を深め合い、研鑚と奉仕の心を高め合いながら、価値ある奉仕の実践に繋げていくこ
とが、まさにロータリーの伝統であり、真髄だということを大切にしてゆきたいと考えます。
以上で「会長の時間」を終わります。
【2024年9月25日 会長の時間】
皆さんこんにちは。2週間ぶりの例会です。
今日は心待ちにしていた「ガバナー公式訪問」、矢坂誠徳ガバナーと山口宰代表幹事をお
迎えし、先ほど「会長・幹事懇談会」をさせていただき、忌憚のない大変に意義のあるお話を
いろいろと頂戴しました。この後の「ガバナー卓話」でもどうぞよろしくお願いいたします。
本日の「会長の時間」では「地区」についてお話をしたいと思います。(ある文献によりますと)
地区とは、管理の便宜上結びつけられた、一定の地理的な地域内にあるロータリークラブの
グループです。「地区の役割」とは、個々のロータリークラブがロータリーの目的を推進するの
を助けることを唯一の目的とするものであります。
地区ガバナーは、地区内のクラブに対する指導と監督を行い、ロータリーの目的を推進し、
地区内のクラブを啓発し、意欲を与え、地区内の継続性を確保する任務を担われ、R I理事
会の一般的な指揮、監督の下に職務を行われます。日本のロータリーは、2500地区(北海
道東部)から始まり2840地区(群馬県)までの34地区があります。(※詳細は「ロータリーの
友・9月号」縦組み50~51ページに掲載)
その中で、私たちの属する2680地区の概要ですが(今年6月末現在)、68クラブ・会員数
2,498名。範囲につきましては、行政区での「兵庫県全体」が一つである地区となります。近
隣では、2650地区は「福井・滋賀・奈良・京都」、2690地区は「岡山・島根・鳥取」など行政を
跨いだ地区割りとなっています。もちろんクラブ数や会員数の比率を勘案されたのでしょうが、
兵庫県とは「摂津・丹波・但馬・播磨・淡路」の五国と言われます。やはり「一つの県で一つの
地区」がまとまりいいのかなと個人的には思います。 2680地区がクラブ減少や会員数減少
にならないよう、まずは「会員増強」に努めて参りたいので、会員全員のご協力をあらためて
お願いし、本日の「会長の時間」を終わります。では、今日も例会を楽しんでください。
【2024年9月11日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。 9月というのにまだまだ厳しい暑さの毎日です。どうぞご自愛ください。
今日の「週報」には、先週お話しました「記念碑」の写真が掲載されています。ぜひ現地に立
ち寄られてみてください。
本日は再来週に控えた「矢坂ガバナー公式訪問」に先立ち、東播第3グループの 金鹿ガバ
ナー補佐がお越しくださいました。例会後の「クラブ協議会」におきましては忌憚のないご意見・
ご指導を賜りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。そして、この3月まで在籍され
ていた神戸新聞社・上田尾眞さんがメークアップでお越しになっています。現在は「西宮RC」で
ロータリーライフを楽しまれています。 どうぞ懐かしいクラブの例会を楽しんで帰ってください。
さて、今日の「会長の時間」では「ニコニコ箱」についてお話をしたいと思います。
ロータリーでは、会員をはじめ、会員の家族、親族、事業所などで喜びや祝い事があった時
に、「スマイル・ボックス」(当クラブでは「ニコニコ箱」と呼びます)に寄付を入れる習慣がありま
す。 もちろん個人の自発的な寄付行為であって強制ではありません。「スマイル・ ボックス」へ
の寄付は、通常、社会奉仕活動資金として使用されていますが、 米山奨学金の特別寄付、ロ
ータリー財団への寄付など、会員本人が寄付の使途を指定できるようにしているクラブもありま
す。 ニコニコの内容は紙に記載し、それを担当者が代読するというクラブもあります。会員数
が多いクラブでは時間の関係もあって有効な方法でしょうが、むしろ本人にニコニコの内容を
喋ってもらった方が、会員間の親睦にも繋がります。また、例会で出席表彰、誕生記念、創業
記念などの プレゼントを会員に渡し、「ニコニコ箱」への寄付を慣習として決めているクラブも
あり ます。いずれにしても、そのクラブ独自の様々なやり方が あるようです。他のクラブにメイ
クアップで出席した際、大いに参考にしてもらえればと思います。
さて、「スマイル・ボックス(ニコニコ箱)」の歴史は意外と古く、日本では1936年(昭和11年)
から 始まったと言われています。
大阪RCでは、例会での早退や遅刻、ロータリー・バッジ非着用など に対する「ペナルティ・
ボックス」が以前からあったそうですが、1936年7月、当時の社会奉仕委員長だった藤原九
十郎が、「ペナルティ・ボックス」の代わりに「ニコニコ・ボックス」を提唱 しました。具体的には、
会員自ら、自分や家族の慶事や嬉しかったことなどをニコニコしながら 披露し、皆で喜びを分
かち合うこと。また、失敗したことをユーモアたっぷりに披露し、苦笑の中で親睦の増進に役立
てること。そうして集まったお金を、主に奉仕活動資金に使うことなどがルールだったそうです。
その2カ月後の1936年9月には、東京RCの関幸重が、クラブ会員に「東京ロータリーホー
ム(関東大震災孤児の収容施設)の子供たちを慰める会」への費用捻出の寄付をお願いし、
例会で箱を回しました。その後、こうした試みが「ニコニコ・ボックス」とか「スマイル・ボックス」
などの名称で、日本各地に広がっていったと言われています。 いずれにしても、「スマイル・
ボックス」は日本独自の習慣で、日本で始まったかのように 思っている人が多いようです。確
かに、今でも実施されている国は日本だけのようですが、元々は米国から始まりました 。
シカゴ・クラブは創立当初、1905年の第3回例会から、欠席者に50セントの罰金を課す 「ファ
インボックス(罰金ボックス)」を設けたそうです。1908年には、クラブからの連絡に 返信しなか
った会員にも罰金を課しました。その後、Paul Harrisが、会員のプライドを汚すような罰金 だけ
ではなく、会員に祝いごとや記念すべきことがあった場合にも適用することを提唱しました。 こ
の習わしが日本に伝わったのかも知れません。
話の続きになりますが、皆さんのテーブルに1個づつ「緑色の小さい箱」が置いてあります。
その「ボックス」は何かと言いますと、先ほどの話の中にもありました「ファインボックス(罰金
ボックス)」です。 日本の表現で例えれば「自粛箱」とでも言い、ここでいう「自粛」とは「自分
から進んで、行いや態度を改めて、つつしむこと」と辞書にあります。
わがクラブ運営規則の11条には「会員は例会日の昼食過不足を少なくし、奉仕活動資金
の有効利用をはかるため、例会欠席の際は、その前日までに欠席の旨を事務局へ通報す
る義務を有する。無届欠席は金500円を、所定の例会時刻に遅刻し、または早退する際に
は300円を自粛料として奉仕するものとする(この金額を米山記念奨学会のクラブ寄付に充
てる)」 と記されています。もし、皆さんが、このような日が発生した時には、どうぞ気持ちよく
寄付にご協力いただきたいと思います。
以上で「会長の時間」を終わります。今日も例会を楽しんでください。
【2024年9月4日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。
今回の台風10号では進路に振り回された先週1週間でしたが、この地域には、さほど大
きな被害もなかったようで良かったです。
さて、先月8月21日(水)の夜に「小野市防犯協会」の委員として、市内数か所を防犯パト
ロールで巡回しました。その一つ、神戸電鉄小野駅東側ロータリーにパトロール車を停車し
たところ、街灯だけの薄明りの中、「ロータリークラブ記念碑」が4棟建立されているのを見
つけました。また、加東市ではJR滝野駅前にも「記念碑」が建てられています。
前々から知ってはいたのですが、こうじっくりと拝見する機会がありませんでしたので、写メ
撮影してみましたが、映りが良くなかったので会員の皆さんにも見ていただきたいと思い、後
日改めて現地に行き、撮り直ししてきました。
そこで気が付いたのは、どちらの「碑」も周辺に雑草なども伸びず、きれいに手入れ・管理
がされています。以前、クラブの先輩から「あれは○○さんが好意で掃除してくださっている」
と聞いたことがありましたが、ただ、その「○○さん」がどなたなのかをちょっと忘れてしまいま
した。ご存じの方があれば教えていただきたいと思います。
クラブの先人が建てられたもので、昔は当時のクラブの会員(有志)が定期的に草引きや
掃除をされていたとも聞きました。クラブの「財産」と考えれば、我々も先人に倣って管理保
全をしてみるのも必要なのかなと思いました。
さて、本日は「グループトーク例会」として豪華なオードブル料理です。昼の例会ですから食
事が出ます。一緒にご飯を食べるというのは、人間の心理にとても良い影響を与えるのはご
存じでしょうか?
それまでは、なんとなく話しにくかった先輩や仲間と飲み会をしたら、それ以来、話をしやす
くなったという経験も多いのではないでしょうか。
人は食事をする際にはリラックスして、いつもとは違う素の面が出ます。また、食べるという
行為は上下関係もありません。同じ場所で同じことをすることで、ぐっと距離が近くなるのです。
ゴルフも同じことが言えますね。一つのカートで3、4人が一日、一緒に回ります。接待といった
大げさなものではなく「一緒にお昼に行きませんか?」とか「軽くご飯でも食べながら・・」が効
果的だそうです。新会員勧誘でも、ぜひ積極的に「ごはんでも・・」と誘ってみてください。
以上で本日の「会長の時間」を終わります。
では今日も残さず頑張って召し上がってください。
【2024年8月28日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。
非常に強い「台風10号」が接近しているようですが、くれぐれも被害に遭わないよう十分お
気を付けください。
先日25日(日)に滝野グリーンヒル球場で3クラブ合同「小野加東親善中学校野球大会」の
閉会式があり、我がクラブから10名の会員が参加いただきました。暑い中、ご多忙のところ
ありがとうございました。青少年委員会の吉本委員長には大変お世話になりました。
先週のクラブフォーラムでは、会員委員会の藤田委員長から「会員増強」のお話がありまし
た。この先、皆さんが新入会員の「勧誘のお声掛け」をされるにあたり、もし「ライオンズクラブ
とどう違うの?」のお尋ねがあったときに備えて今日の会長の時間では「ロータリークラブとラ
イオンズクラブの違い」についてお話ししたいと思います。ただ、説明するにあたり向こうのク
ラブについての「中傷」や「デメリット」などの発言がないようご配慮ください。
ではまず、両クラブの起源についてです。ロータリークラブは、ご存じの通り、1905年アメリ
カのシカゴでポール・ハリスによって設立された職業倫理の高揚を学び、一人一人の職業を通
じて社会に如何に奉仕するかという職業奉仕を重点に、Ⅰ Serve(私は奉仕する)を理念と
した団体です。一方、ライオンズクラブとは、元々RCの会員であったメルビン・ジョーンズが、
RC内で会の運営にあたって意見が分かれた時があり、「奉仕活動に費用が発生するのは当
然。ある程度の支出は仕方がない」が彼の持論でしたが、これに対して「RCは職業を通じての
奉仕を理念としている。お金はかけるべきではない」との意見が大勢を占めたことから、メルビ
ン・ジョーンズはRCを離れ、1917年アメリカのダラスでLCを設立し、寄付・寄贈を中心とした
奉仕活動を展開したことからきているようです。
余談になりますが、ライオンズクラブのネーミングは、猛獣のライオンからではありません。
スローガンである「Liberty、Intelligence、Our Nation’s Safety(自由を守り、知性を重ん
じ、我々の国の安全を図る)」の頭文字をとったもので、偉大な行為、高い理想を象徴していま
す。ライオンズクラブはロータリークラブのように社会奉仕活動を職域や個人で行うだけでなく、
チームワークを発揮して行うことによって有意義な効果をあげるように組織された団体です。
ライオンズクラブが奉仕活動を行う時には「我々は奉仕する(We Serve)」。すなわりクラブ
全体でまとまって一つの事業に基金を拠出します。原則として個人個人では奉仕しません。
ロータリークラブは、全員がまとまって行う奉仕活動も沢山ありますが、基本的には「会員
一人一人が奉仕活動の単位」です。すなわち、「私は奉仕する(I Serve)」「自己の責任と判
断において、自分の職業を通して、社会に、世界に奉仕しよう」という考え方が基本となってい
ます。
両クラブの違いを要約しますと、RCは「会員一人一人」が「高い職業倫理に基づいて奉仕」
する団体、LCは「クラブ全体をもって社会奉仕」をする団体であると考えられます。細かなこと
ですが、RCは毎週、LCは月に2回です。その点で入会の勧めの中で毎週例会があるので負
担に感じられるかもしれませんが、それは逆に毎週、仲間や知り合いに会えるという魅力付け
にしてもらいたい。
このお話が会員増強のお役になれば嬉しく思います。
以上で会長の時間を終わります。今日も例会を楽しんでください。
【2024年8月21日 会長の時間】
皆さん、こんにちは。まだまだ暑い日が続いておりますが、くれぐれも体調管理にご留意く
ださい。
さて、先日17(土)と18(日)の両日に「小野まつり」が開催されました。私は、17日の日は
「小野市防犯協会」の委員として会場警備の任に就いておりました。 昼間から好天(=猛暑)
でしたが、大変な人出と混雑を迎えました。夜には「5000発の花火」が素晴らしかったです。
1日目の人出は、会場本部発表で約16万人だったそうです。16万人といえば、小野市の
人口の約3.5倍の数になります。久しぶりに「雑踏」というものを経験しました。ただ、また新
たなウィルスが流行の兆しを見せております。コロナ禍の「あの頃の緊張感」を忘れず過ご
したいものです。
では本日の「会長の時間」では、「クラブとは?」についてお話をしたいと思います。
「クラブ」とは、同じ目的を持った人の集まりのことです。例えば、サッカー好きの人が集ま
り、技能向上を目指すのが「サッカークラブ」です。囲碁の好きな人が集まり、実力向上と親
睦に期待して入会するのが「囲碁クラブ」です。ちなみに、夜、お酒や女性の好きな人が集
まってきて、楽しい(?) 時間を過ごすのが「ナイトクラブ」です。
一方、ロータリークラブは、「ロータリーの目的」の推進・達成を目指す人達の集まりです。
初めからロータリーの好きな人が集まってできた団体ではないと思います。元々「入会前か
ら ロータリーが好きだった!」という人は稀少でしょう。
もちろん、入会理由の一つに、「ロータリーのステータス」に魅力を感じていたことを挙げる
人はいらっしゃるでしょう。 いずれにしても、大部分のロータリアンは、人柄や仕事ぶり、世
間の評判などを見込まれ、日頃の人間関係なども絡み、(もしかしたら、言葉巧みに誘われ
て)ロータリーに入会したというのが実情ではないでしょうか。
実際、入会の経緯はともかく、ロータリーの「クラブとしての素晴らしさ」は、入会してから分
かるようになったという人が多いのではないでしょうか。
そもそもロータリーは、「①ロータリアン同士の親睦を基盤に、②立派なロータリアンを育て
ながら、③価値ある奉仕を通じて、社会に貢献する世界的な団体」であり、「ロータリーの目
的」には、ロータリアンとしての立派な生き方が記されています。こうした「ロータリーの真髄」
とゆうものをクラブの中で学び、仲間と共鳴し、切磋琢磨し合いながら実践していくこと、そこ
に喜びと誇りを感じるようになれば、もう立派なロータリアンなのではないでしょうか。ぜひ、
皆さんと一緒に小野加東ロータリークラブを盛り上げて 行きたいと思っていますのでよろしく
お願いします。
以上で本日のお話を終わります。それでは今日も例会を楽しんでください。
【2024年8月7日 会長の時間】
皆さんこんにちは。早いものでもう8月となりました。毎日猛暑が続いておりますが、体調
管理に充分にお気を付けください。
さて、いよいよ今日から「夏の甲子園」高校野球が開幕しました。兵庫代表の報徳学園の
健闘を期待したいものです。
今日の「会長の時間」は、ロータリアンの「3大義務」についてお話をしたいと思います。
まず一つ目は(例会の出席)です 。ロータリーは、まず「例会出席から」といわれています。
標準ロータリークラブ定款には、「各会員は 本クラブの例会に出席するべきものとする。云々」
とあります。例会への出席は、ロータリークラブの会員の義務の一つ になっていて、基本的
に週1回開催されます。やむを得ない事情により欠席をした場合は、もともとは、その例会の
前後14日 以内に、ほかのロータリークラブの例会やそのほかロータリークラブ定款に定め
られている他の会合に出席することによって、欠席をメークアップすることができます。しかし
現在はR.Iの方針変換により1年以内となっています。年度の半期間において、メークアップ
を含むクラブ例会出席率が50%に達していない場合、所属クラブの例会総数のうち少なくと
も30%に出席していない場合、クラブ理事会が正当かつ十分な理由があると認めなければ、
会員身分が終結することがあります。ただし、各クラブごとの定款により多少の差異がありま
す。日本の多くのクラブは、昼の12時30分~13時30分 に例会を開催しています。朝または
夕方に例会を開催しているクラブもあります。例会では食事を共にし、その間、自分たちの
職業や趣味などの情報交換をして親睦や友情を深めるとともに、会員やゲストによるスピー
チ(日本では“卓話”と呼んでいます)を聞き、ビジネスや社会情勢の最新情報や文化、歴史、
科学技術などについての知識を広めています。それが「例会出席」の意義であると思います。
二つ目は会費の納入です。ロータリークラブの会員は、会費を納入する 義務があります。
会費の金額、そのほかは、クラブによって異なります。所定の期限後30日以内に会費を納入
しない会員に対しては、クラブ幹事が書面で催告をして、その後10日以内 に会費が納入され
なければ、理事会の裁量で会員身分を終結しても差し支えないことになっています。
三つ目はロータリーの雑誌の講読です。国際ロータリーの機関誌は、RI世界本部で発行し
ている『THE ROTARIAN』です。このほかに世界各地で31のロータリー地域雑誌が発行され
ています。これらロータリー関係の雑誌を合わせて 「Rotary World Magazine Press」と呼びま
す。 ロータリーの雑誌の購読は、例会出席、会費の納入と合 わせて、会員義務の一つにな
っています。ほかの二つ(例会出席・会費納入)には 会員身分の停止という罰則があります
が、雑誌の購読には 罰則がないといわれることがあります。しかし、それは 正確ではありま
せん。雑誌を購読(購入)しないと、そのロータリー クラブの国際ロータリーの加盟資格が一
時停止処分を受けることになるのです。日本では、日本語で発行している『ロータリーの友』
が 国際ロータリーから指定されているロータリー地域雑誌 です。1953(昭和28)年1月に創
刊、1980(昭和55)
年7月号から、国際ロータリーの公式地域雑誌(現、ロータリー地域雑誌)
に指定されました。たしかに「ロータリーの友」には、RIのことや日本のロータリークラブの情
報が満載です。ぜひ、一度隅々までお読みいただきたいと思います。
本日はグループトーク例会です。 先の長井S.A.Aが方針発表のなかで 「オードブルがた
くさん残るのは、もったいないので残さないように」と申されておりましたので頑張って召し上
がってください。 では今週も「例会」を楽しんでください。
【2024年7月31日 会長の時間】
皆さんこんにちは。
いよいよ「パリ・オリンピック」が始まり、日本の選手団の活躍を期待したいところですが、
時差の加減で夜通しの観戦応援があるかもですが、くれぐれも「睡眠不足」には注意をなさっ
てください。
先日7月28日(日)に神戸駅前研修センターでの「クラブ活性化ワークショップ」に増村副会
長・上月副幹事・渡瀬幹事・そして私(会長)が参加して参りました。従来のスクール形式で聴く
だけのものでなく、10名程度のグループに分かれ(ファシリテーションと言います)、幾つかのテ
ーマについてディスカッション(意見交換)で各々の考えが発言でき、また他クラブ会員の意見
や提案を持ち帰り、自クラブの活動に反映させようとするものです。また同じグループの他クラ
ブの会員と名刺交換ができ、「ロータリアンの知り合い」がたくさんできることも大変に意義のあ
ることだと思いました。
さて本日の「会長の時間」では、ロータリークラブの「点鐘」についてお話をしたいと思います。
日本のロータリークラブでは、例会に限らず様々な会合は点鐘で始まり、点鐘で終わります。
外国のロータリークラブでも同様に、例会で点鐘するクラブは少なくありません。外国では例会
前に食事をするクラブが多く、食事が終わり、例会を始める切換えの合図として鐘を鳴らすそう
です。 一方、点鐘の代わりに“Call to Order”、つまり「お静かに願います!」の掛け声で例会
が始まるか、 またそれに続けてお祈りの後に例会が始まるクラブなどもあるそうです。
また、点鐘ではなく、木槌を叩くクラブ もあるようで、いずれにしても「ケジメをつける」という
意味で、例会では点鐘、または類似の儀式 が行われています。 日本では、1920年頃、東京
クラブの例会で点鐘が行われていて、 それを他のクラブが真似ていったのではないかと言わ
れています。
当時の日本の学校では、授業の開始・終了時間は鐘を鳴らして知らせる習慣がありました。
また、江戸時代はお寺の鐘で時刻が伝えられました。 それだけに、開始・終了のケジメをつけ
るという意味での点鐘は、 日本人の習性に合っているのでしょう。
ちなみに、点鐘は英語でShip's bell や Time bellと言います。その由来は、大航海時代に 船
上で時間を知らせる「鐘(bell)」だったようです。時計がなかった当時、航海の最中に時刻を知
ることができたのは、太陽の高度が最大になった正午(12時)だけでした。正午以降は、30分
毎に砂時計をひっくり返しながら、時刻を計っていたのです。そして、砂時計をひっくり返す 30
分毎にタイムベルを鳴らし、船内に時間を知らせていたそうです。開始・終了の「ケジメ」をつけ
る事は大切だと思います。
毎週水曜の昼間、わがクラブの、わずか60分ですが、されど60分の例会。今日も楽しんでく
ださい。
【2024年7月24日 会長の時間】
毎日が30度超えの気候が続いていますが、体調はいかがでしょうか?水分補給を忘れず、
「熱中症」には十分に注意をなさってください。
さて今日の「会長の時間」は米山奨学会についてお話をしたいと思います。
7月21日(日)に神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにおいて「米山記念奨学セミナー」
が開催され、米山奨学生の謝 芳芳(シャ・ホウホウ)さん、カウンセラーの河合会員、そして私
(会長)と渡瀬幹事が参加しました。 セミナーでは、米山梅吉氏の生い立ちや生涯が紹介されま
した。
梅吉氏の没後に設立された「米山記念奨学会」には、目的と使命があります。
その目的とは、「日本の教育機関に在籍する外国人に対して奨学金を支給し、よってロータリー
の理想とする国際理解と親善と平和に寄与すること」
使命は、「将来、日本と世界を結ぶ『「架け橋』となって国際社会で活躍する人材を育成すること、
またロータリー運動のよき理解者になってもらうこと」などを学びました。
「米山奨学会」への寄付について、2024年度の寄付金額において前年比からの伸び率が第2680
地区が全国でTOP3となりました。今年において、我がクラブでも「米山奨学会」の趣旨をよく理解
いただき寄付のご協力をお願いいたします。
また、セミナー終了後の「奨学生歓迎交流会」では当クラブの、謝さんと初めてゆっくりといろい
ろな話ができました。同じテーブルの米山学友(米山奨学金で学んだ卒業生・今は社会人)の謝君
(28才)も交えて食べ物の話になり、日本の中華料理「天津飯」なるものは中国には無いとか、「餃
子」についても中国では「焼き餃子」は無く「蒸す又は水餃子だけ」との話題でそれぞれの国によっ
ての私たち日本人の「思い込み」と現実の違いを知ることができました。
余談になりますが、米山奨学会の設立当初の時代と現在を比べると、昨今の中国による「海洋
進出」や日本の土地の爆買いなどあまり好ましくないニュースが多い状況について、某パストガバ
ナーに私の思いを伝えてところ「この子たちが日本で勉強して日本を知ってくれて、国際間理解に
貢献してくれることを期待している意味もある」と述べられ、なにか腑に落ちた気がしました。
12月ごろには、国際奉仕委員会のお世話で「留学生交流会(兵庫教育大学生)」がありますので、
グローバルな視点で暖かく迎えていただきたいと思います。
【2024年7月10日 会長の時間】
今日は7月の第2週。「会長の時間」も第2回目となりました。 猛暑が続いておりますが、
会員の皆さまは体調崩されてませんか?
先週の5日(金)に「GT-Rの会」で「カイノクチ」という「貝料理」専門店に参加させていただ
きました。オーナーの奥さまが「神戸中ロータリークラブ」の会員さんで、お客さんも「神戸中
クラブ」の会員数人が来られていました。珍しい貝を色々な調理方法で堪能いたしました。
お世話くださった藤田会員・河合会員ありがとうございました。
さて、最近の話題の1つとして「新紙幣の発行」がありました。新紙幣のデザインなどにつ
いて様々な評価がなされています 。「玩具の紙幣みたい」 「渋沢栄一って何者?」とか。紙
幣の人物や歴史については、またの機会にできればと思います。
ただ、近年に多発している「特殊詐欺」の中に「新紙幣」に絡む事件も頻発しているようです。
「旧紙幣は使えなくなるから、新紙幣に両替しないといけない」と持ち去るとか、「A.T.Mで旧札
を送金すると、新紙幣を口座に振り込みます」など信じられない手口に引っかかるとのこと。
古いお札は未来永劫に使用できますのでご安心ください。
では、本日はロータリークラブの「国旗掲揚と国歌斉唱」についてお話をしたいと思います。
日本のロータリークラブは、例会場には国旗が掲げられ、毎月の 第一例会では国歌を斉
唱します。第2次大戦の開始前後、米国発祥のロータリークラブは米国のスパイではないか、
フリーメーソンの一味ではないかという疑いを持たれました。その疑いを晴らすため、国に忠
誠を誓うことを示す意味で、例会では国旗を掲げ、国歌を歌い、それが習慣化して今に至った
というのが通説です。当時は、例会の度に特高(特別高等警察)が来て、例会を監視したそう
です。それだけに、1935年に作られたロータリーソング、“御国に捧げん我等の業、望むは世
界の久遠の平和”という言葉を含む「奉仕の理想」も盛んに歌われたそうです。
米国では、集会の場での国旗掲揚や国歌斉唱は一般的です。米国は移民の集まりなので、
米国人であるという自覚を持たせるためにも必要なのでしょう。しかし、最近の米国のロータリ
ークラブ では、例会場に国旗は掲げてあるものの、国歌斉唱やロータリーソング合唱はしなく
なったクラブ が多いそうです。
米国以外の外国にしても、ロータリークラブの例会で習慣的な国旗掲揚や 国歌斉唱、ロータ
リーソング合唱などはしないクラブが少なくありません。
小野加東ロータリークラブでの、国歌斉唱やロータリーソングの合唱の意義を考えてみるのも
楽しいと思います。
【2024年7月3日 会長の時間】
このたび、2024-25小野加東ロータリークラブ会長を拝命しました。
「クラブ運営方針」に先立ちまして、わたくし飯尾雅人につきまして、よく知って
もらいたく「自己紹介」を
させていただきたく存じます。
1961年(昭和36年)1月に小野市曽根町、現在の住所で生を受け、現在63歳です。
県立小野高校の第31回卒業生で、当クラブでは田中隆夫先輩の1学年後輩にあたり
ます。
愛知県の中京大学を卒業後、「小野市農協(現JA兵庫みらい)」に入職し 46歳ま
での23年間奉職をしました。
転職先は、男の子なら一度は憧れた 「バスの運転士さん」で、神姫グリーンバス
社営業所に採用され、明石・姫路・三田方面の路線バス、青色の貸切バス、市のらん
らんバスにも乗務しました。
父(繁)は司法書士として事業をしておりまして(当クラブの会員であり33代会長
を務めました)私自身も「ゆくゆくはなにか起業したい」思いがずっとありました。
52歳の時に、結婚相談業(結婚支援センター)を開業し現在に至ります。
父は平成17年に病で帰らぬ人となりましたが、その10年後の平成27年の6月(10回
忌)のころに、会員であった松井英樹さまがお声掛けくださり、同8月にロータリー
クラブに入会させていただき、間もなく10年を迎えます。
ロータリー歴はまだまだ未熟ものでございますが、この会長年度の1年間は皆さまと
共に、小野加東ロータリークラブを楽しく意義あるクラブにしたいと願っております
ので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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