例会のご案内

2月28日(今週)
卓話
「平和構築と紛争予防
       について」
青野原駐屯地司令
栗田千寿1等陸佐
3月6日(次週)


グループトーク例会


3月13日(次々週)
卓  話
「ロータリーの社会奉仕 について」
地区社会奉仕委員会
岩井秀樹副委員長
 
 
 
 
 

 

 例会・事業の報告
 

  【2024年2月7日 会長の時間】

    皆さんこんにちは。令和6年も早いもので1ヵ月が経ってしまいました。
    2月は暦の上で最もややこしい月ですので、本日は2月の暦のことについて少しお
  話しさせていただきます。

    先日の23日は節分でした。
    ずっと節分は23日だと思っておられる方も少なくないと思いますが、閏年を4
  に
1(24時間)設けると、合計時間が太陽4周分より45分短くなってしまいます。こ
  の
1年間の誤差と4年に1度の閏年によって立春の日が少しずつ変化し、それに伴って
  節分の日も
23日を前後するという仕組みです。
    因みに来年7年は22日が節分となります。ですから23日は立春です。
    節分というのは節を分ける日です。本当は立春、立秋、立冬の前日も節分なのです
  が、春になる前日のこの節分を重視し、新年度に期待するという意味でこうなったよ
  うです。

    それから、2月の暦には初午(はつうま)という日と、春節(旧正月) という日があり
  ます。グレゴリオ暦
(太陽暦)でいうお正月が「毎年11日」と決まっている一方で、
  旧正月は「
1月中旬から2月中旬の間で新月になる日」が新年となるため、毎年日に
  ちが異なります。

    今年は210日です。
    初午というのは、2月最初の午の日を言います。
    初午は、伏見稲荷の大祭の日で、和銅4(711)2月初午の日に、稲荷大神が鎮座され
  た日なのです。ですから毎年日が変わります。初午も旧暦でやるので播磨国は
3月に初
  午をするところも多いです。当社も
3月です。
    簡単に申しましたが、日本は太陰暦と太陽暦が混在しているためややこしくなりまし
  た。
もっとゆっくりと丁寧にご説明したいところですが、時間の都合でこれくらいにさ
  せていただきます。
ありがとうございました。



  【2024年1月31日 会長の時間】

    皆さんこんにちは。127日の IMは、お疲れさまでした。
    小野加東ロータリークラブは、藤田ガバナー補佐、加納IM行委員長をはじめ、
  会員皆様のご協力で面目躍如を果たせたと思い
ます。クラブ会長として、皆さんの
  ご協力厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
   さて、本日の会長の時間は、この
IMという略語についてお話しさせていただきます。
     先日行われたIMは、正確にはインターシティミーティングと言います。これに関し
  ては、よくお分かりと思いますので省きます。

    ロータリーには、もう一つ IMと言われるものがありますが、それは、皆さんもよく
  ご存知の「インフォーマルミーティング」です。

    私は、ずっと不思議でならなかった。それはどちらも IMというので違いがわからず、
   長年不思議に思っていました。
    今回、当クラブがIMの主管クラブになったことで調べてみました。
    「インフォーマルミーティングとは、1935 年に、新入会員にロータリー情報を提
  供するためにはじめられたものである。その後、シカゴロータリークラブがこれを取
  り入れて、大きな成果を収めたことから、世界的にひろまった。通称「炉辺会合」と
  言われた集いは、名前に「座談会」「家庭集会」(
Informal Meeting, Home Meeting
  「情報集会」(
Informed Group Meetings,あるいはInformation Meeting)などの変遷が
  あり、現行では、この言葉そのものが「手続要覧」にはみられなくなっている。実態
  として、クラブによって様々な名称で集会が行われている。

    炉辺会合は新会員の同化、および会員間の親睦と情報交換、そしてロータリーを推
  進するために、会員の自宅その他に少人数が集まって和やかに自由討論する非公式な
  会合である」ということが書かれておりました。

    そして肝心な略語は、ロータリー要覧にはIMではなく、IFMとなっておりました。
  この区別を初めて知りました。会長にならなかったら、絶対に調べなかったと思います。

    今でも、よくわからない言葉がロータリーにはあります。
    ロータリークラブ要覧は、今ではネットで簡単に調べられるようになりました。どう
  ぞ活用してください。ありがとうございました。




  【2024年1月24日 会長の時間】

    皆さんこんにちは。北条ロータリークラブの皆さんもようこそお越しくださいま
  した。

    いよいよ小野加東ロータリークラブ担当のIMが、今週末27日に開催されます。
    詳細については後ほど加納実行委員長から報告されると思います。ご承知のとお
  り小野加東ロータリークラブは東播第
3グループに属し、三木、三木みどり、西脇、
  北条、小野加東の
5クラブの内、ガバナー補佐を選出したクラブがIMを開催するこ
  とになっております。同じ第
3グループに属する5クラブの会員が集まる年に一度
  のイベントで、今回は会員だけで無く、来賓の方々に加え一般の方々も参加されま
  すので、藤田ガバナー補佐
(IMリーダー)並びに加納IM実行委員長の指示にご協力頂
  けますようお願い致します。

    これは余談ですが、私の好きなワインを提供して欲しいとのガバナー補佐の要望
  を受け、シャブリワインを
6本用意しました。そのシャブリワインについて説明さ
  せて頂きます。

    シャブリワインとは、フランスのシャブリ地区にてシャルドネ(ブドウの品種)
  造られる白ワインのことです。日本酒でいうと、シャルドネとは「山田錦」などの
  品種名で、シャブリというのは「伏見」や「灘」などの生産地のことです。

    ドメーヌ・アラン・ジョフロワは、1850年にシャブリA.O.C.(アペラシオン・ドリ
  ジヌ・コントローレの略称で原産地呼称
)の中心地にドメーヌ(ブドウ農園を含めた
  製造所
)を構えました。それから今日まで150年以上もジョフロワ家は代々シャブリ
  ワインを作り続けています。現在の当主アラン氏は、地元で「シャブリの申し子」
  とも呼ばれている名手です。シャブリらしいフレッシュさと、キンメリジャン
(
  壌
)のテロワール(ブドウ畑を取り巻く自然環境要因)を含んだ、果実味を重視した
  ワイン造りを行っています。

    一般的にシャブリワインは牡蠣料理に合うと言われていますが、私的には生牡蠣
  の料理に一番合うと思っています。近海に生息する牡蠣のエキスが土壌を通じてブ
  ドウにまで染み込んでいるから、という説もあります。
いろいろなシャブリワイン
  がありますが、共通しているのはその全てが辛口ということです。甘口はありませ
  ん。もちろんワインの好みは人それぞれですが、当日の楽しみの一つに加えてくだ
  さい。ありがとうございました。




  【2024年1月17日 会長の時間】

     皆さんこんにちは。
     29年前の今日、117日は私にとって忘れられない、私の人生が変わった日です。
     今日はその震災当時の話をさせてください。
     現在は小野住吉神社の宮司ですが、当時は神戸市長田区に鎮座します駒林神社の
  宮司でした。

    父が引退し、全て私に任されておりましたが、その当時はこちらの住吉神社に頼
  まれて職員としても務めておりました。そのため神戸の神社には職員を二人雇って
  おりました。

    正月が終わると、駒林神社は八幡大神が主神ですので、118日から20日の間は
  厄除け祭りで大変賑わいます。この厄除けは、一年間の社入金の半分以上の収入の
  ある大事な祭りです。その大きな祭りの前日に起きた震災で、生活が一変いたしま
  した。厄除けのために仕入れていたいろんなお札やお守りをはじめ、
3日間のため
  に業者から搬入していた全ての物品が出せず、借金だけが膨れ上がり、手元にはほ
  とんどお金がなく、職員には給料と退職金をお渡しし、やむなく退職してもらいま
  した。その当時は住吉神社で頑張れば収入が見込めたので、なんとか生き延びるこ
  とが出来ました。ただ、本拠地が神戸なので、私一人で神戸と小野を一日の間に何
  度も往復する日々もあり、家族を養うため必死で毎日働いていた事を思い出します。
   社務所が全壊し、本殿拝殿が傾き、境内の灯籠などは壊れ、何から手をつけたら
  良いのか分かりませんでした。社務所が全壊したため、無事な授与品を住吉の一部
  屋を借りて保管したことも思い出します。

    干支の縁起物は幸いにも全く損傷がなく、12年後の同じ亥の時に、震災を乗り切
  った縁起物のお守りとして特別授与いたしました。

    住吉の後をするものがいないので何とか住吉神社を守ってもらいたい、と役員さ
  んに懇願されましたが、駒林を元の状態に戻さねばならないため断るつもりでした。
  しかし息子の駒林を継ぎたいという一言で、息子が資格を取って帰ってくるまでは、
  一番苦しい時を住吉の大神様に助けて頂いたご恩を返そうという気持ちになり、お受
  けすることになりました。

    そんな経緯で現在、私は小野にいます。その間には宮岡会員や柳田会員をはじめ、
  沢山の方々に助けて頂き感謝しております。

    正月に起きた、能登半島地震の報道を見ていたら、29年前の我が身が鮮明に思い
  出され、先が見えない、お金がない、路頭に迷った自分を思い出し感傷に浸ってし
  まいます。

    本当はまだまだ言い足りないことがありますが、本日の会長の時間を終わらせて
  頂きます。

    震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、また被害に遭われた方にお見舞いを
  申し上げ、一日も早い復興を願っております。
ありがとうございました。  



  【2024年1月10日 会長の時間】

  皆様明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
     本日はプロバスクラブの皆さんとの合同例会であります。ここ数年はコロナの影響
  でプロバスクラブからは三役の方のみのご参加でしたが、今回久しぶりに会員の方々
  ともお会い出来とても嬉しく思います。どうかアトラクションもご覧いただき、楽し
  いひと時をお過ごし願いたいと思います。

    さて、皆さんご承知のとおり、年明けの11日に北陸地方で大きな地震が起こり、
  大変な事態となっております。

    熟慮の結果、おめでたい席であることからも敢えて黙とうを捧げる時間を取らないと
  いう判断になったことをどうかご了承願います。

    今月はこの合同例会の後、小野加東ロータリークラブ主催のIM127日に控えてい
  ます。皆様にご協力頂き必ず成功させたいと思っております。

    会長としての残り半年も頑張って参ります。どうかよろしくお願いします。



  【2023年12月20日 会長の時間】

    
皆さんこんにちは。いよいよ、2023年の例会も本日で最後になりました。
    
ロータリークラブでの私の楽しみの一つは、親睦活動委員会に企画していただく
  家族例会です。

    
今年は会長になり、親睦活動委員会が私の行きたいところとスケジュールを聞い
  てくださり、企画していただきました。その時に、
2つだけやっていただきたい要望
  を伝えました。

    
その一つは、今回のクリスマス例会での変面ショーです。
    
もう一つは、滋賀の料亭。
    
この二つを企画して下さいとお願いし、後は全てお任せいたしました。
    
ロータリーは、旅行でも普段経験できないことを経験できるから素晴らしいと思
  っています。

    
会員増強を、ずっとお話ししておりますが、私ならこの家族例会の事を、お話し
  して興味を持っていただくのも、一つの手段だと思います。

    
今回の家族例会、会員は勿論奥様方にもかなり好評で、私に少し興味を持ってい
  ただけたと思いました。親睦の皆さん、ご苦労様でした。来年最後の
5月の家族例会
  もよろしくお願いします。

    
そしてもう一つ、皆さんにお願いがあります。
    
来年の110日の例会は、プロバスクラブとの合同例会です。
    
前回はコロナのために、役員3名程の出席で寂しい例会でしたが、今回はコロナ以
  前の本来の形に戻す事が実現いたしました。
15名の参加をいただき、飯尾副会長のお
  世話でアトラクションも予定しております。
どうぞお忙しい時ですが、出席よろしく
  お願いします。

    
今年、皆様に大変お世話になり、会長職をここまで続ける事が出来ました。来年も
  変わらず一層のご協力を切にお願いいたします。

    
どうぞ、良いお年をお迎えください。
    
ありがとうございました。



  【2023年12月6日 会長の時間】

    
皆さんこんにちは。早いものでもう12月を迎えました。本日は年次総会も行いま
  すのでよろしくお願いいたします。

    
ずっと会員増強のことをお話ししておりますが、ただ会員を増やすことだけでは
  なく、会員の意識強化、ロータリーという組織の規約の理解を深め、また不具合な
  ことを改善する方法を一緒に考えていきたいと思っております。本日のグループト
  ークでもそのようなことについて話し合ってもらえたらと思います。

    
会長になって約半年ですが、会長になってはじめて分かったことがあります。そ
  れは会長に出席を課せられた会合が非常に多いということです。特に地区関係では、
  ほとんどの土、日曜日に研修会があり、それぞれの委員や幹事も招集されたりもし
  ます。おそらく多くの方が土、日を休みとしているからでしょうが、私と同じよう
  な職業の人などは困っていると思います。

    
例を挙げますと、11345日の三連休で会長を対象とした会合がありました。
  しか
し私は仕事の都合により全て欠席しました。誠に申し訳なく思っておりますが、
  七五三祝
いなどの仕事の予約が入っていて、仕事のほとんどを一人でこなしている
  私にはとても会合への参加は不可能でした。

    
また、来年1月についても毎週日曜日に会合が入っています。その全ての日曜日に
  私はお宮さんの仕事があり、参加出来ないため、副会長や幹事に代理出席をお願いし
  ています。

    
そこで現在地区に出向されている各委員さんをはじめ会員の皆さんに、今後の為
  の良い方策を考えて頂きたく思います。

    
例えばズームなどのオンライン参加も可能にするとか、リアルタイムで参加出来
  ない人のために録画放送の視聴も可能にし、あとでレポートを提出することで出席
  と認める仕組みを作るとか、いろいろ工夫は出来ると思います。ある会合に出席し
  た時、一方的に話を聞かされるだけで、こちらからの質疑応答の時間も設定されて
  おらず、ただその場に居ればそれで良い様な印象を持ちました。だから余計にその
  ような考えを持ってしまいます。

    
但し、親睦を深めるための会合は別です。小野加東ロータリークラブの例会もそ
  うです。一緒に同じ釜の飯を食い、生
(なま)の会話をすることには大きな意義があ
  りますから必ず出席して下さい。

   
実は昨晩、ある事情によりほとんど睡眠がとれませんでした。失言がありました
  らご容赦ください。ありがとうございました。




  【2023年11月29日 会長の時間】

    
皆さんこんにちは、早いもので、もう11月も終わりを迎えあと一月ほどしたら令和5年も
   終わりを迎えます。
    
なんとか、任期中に一人でも入会してもらえる手段はないか?
    
思考している折、RI会員増強委員会の面白い記事を見つけました。
    
若い会員を迎え入れるにはと、主題に書かれており世代を問わないクラブを作るに
    はということで、10の項目が掲げられておりました。それは、
    1.伝統を見直す
     2.専門用語を控える
     3.身構えずにソーシャルメディア
    
4.会費を下げる
     5.出席規定を和らげる
     6.個人的な関わりを大切に
    7.メンター制度導入
    
8.マンネリ化させない
     9.スマートフォンでつながる
    10.パンフレットだけでは不十分

    全部が納得いく内容ではありませんが、入会を決めていただくには、一つの材料に
  なるとは思います。

    全部を詳しく説明する時間はないので、簡単に7の項目について
    職業、趣味、特技などを同じくする会員を割り当て、アドバイスや相談を行うメン
  ター制度は、新入会員との世代間が早く馴染める方法と思えます。

    詳しくは、「RI会員増強委員会 若い会員を迎え入れるには」と入力して検索して
  みてください。

    いろいろ皆さんに考えていただきたく、先日IMがありましたが、ここにあげた感じ
  の話はなかった様に思います。

    そこで、来週のグループトークはどんな問題があるか議論していただいて、会員増
  強に繋げればと思います。
どうぞよろしくお願いします。




  【2023年11月15日 会長の時間】

    
みなさんこんにちは、本日もよろしくお願いいたします
    
先ずは、本日吉田長生会員の告別式があり、参列してまいりました。
     謹んで哀悼の意を表します。
    
吉田会員の件を、急遽本日の話の中に加えさせていただきますことをお許しください。
    
実は、ご本人体調不良を理由に退会する意向を事務局につたえられており、届がまだ
   出されていなかった為、一度お会いして話を伺うつもりでした。
    
ところが、ご本人と連絡がつかず、仕方なく会社にかけて息子さんから入院しているとい
   うことを聞き、面会もできない為、息子さんに会ってお話を聞こうとしていた矢先の訃報でし
   た。 こんなに急に亡くなられるとは思わず、残念でなりません。
    
このお話をさせていただいたのは、実は退会には、退会届を出され、それを理事会にて
   審議し、承認を受けるというのが規則になっているからです。
    
届が出ていない以上、本人が辞めるというとを伝えられても承認できないのです。
    
理事会というのは、決議機関です。その決議を取り扱う理事は、とても重要な役職です。
    
本日は、例会終了後この理事を決めるための指名委員会を開きます。
    
会長エレクトは、現副会長がその任に就きます。
    
どうぞ皆さん、指名されましたらどうぞ小野加東ロータリークラブを支えていただきます様
   よろしくお願いいたします。



  【2023年11月8日 会長の時間】

    
皆さんこんにちは。早いもので、もう11月です
     本日は、最初に、誠に恐縮ですが個人的なご報告をさせていただきます。
     皆さんの手箱に、喪中ハガキを入れさせていただいております。 個人的には、喪中ですの
   で皆さんと外で年末年始にお会いした時には、軽く会釈だけの場合がございますが、お気を悪
   くされないようにお願いいたします。
    
尚、お正月の初詣、初出の折には宮司として、またロータリーの例会は、会長としての立場
   で、祝辞を述べさせていただくこと、どうぞご理解ください。
    
さて、本日の重要案件を述べさせていただきます。
    
12月の第一例会(6日)は年次総会であります。次年度の役員・理事を決める総会です。
     本日(8日)は、その約1ヶ月前の例会という事で、クラブ細則第1条第1により、会員の皆
    さんに、次々年度の会長及び次年度の幹事・会計・会場監督を含む10名の理事の指名を求
    めます。
    
指名がないようですので、指名委員会を構成し、指名する事と致します。指名委員会は、委
   員長に私、会長 中山松比古、委員に、飯尾雅人会長エレクト・橋本一弘幹事・田中 靖直前
   会長・及び会長が推薦する2名の元会長として、前田光教会員・河合孝治会員で構成すること
   といたします。
   
来週15日例会終了後、第1回目の指名委員会を開催致します。
   
皆さんよろしくお願いします。ありがとうございました。



  【2023年10月25日 会長の時間】


    皆さんこんにちは、今日は少しでも会員増強につながるヒントになればと、私の話
  をさせていただきます。

    最近特に感じるのですが、ロータリーに入ってよかったと思う事。
    それは、異業種でそれぞれ頑張っておられる方々と知り合いになり、仕事や生活の
  面でも細かく相談できる仲間ができたという事です。

    ロータリーに入っているからこそ、その地域で活躍されて第一線で頑張っておられ
  る名士の皆さんとお知り合いになり、自分の仕事なり、生活に道がひらけております。

    例えば、弁護士、司法書士、行政書士。
    普段の生活で中々知り合うことがなく、何か問題があった時に、初めて相談する方
  を探す事になります。そんな方々がすぐ身近におられ、話を聞いてもらえるし、どう
  したらいいのか親身になって一緒に考えてくださる。詳しく書くわけにはいきません
  が、本当に助かっております。

    また、これは私が小野加東ロータリークラブに入って、初めて広報委員会の週報を
  担当した時の話ですが、今と違いその当時の年度初めの活動基本方針は、各委員会持
  ち時間
10分であり、その持ち時間をそれぞれの委員会が消化することを義務化されて
  おりました。

    それで、各委員会ごとによる会合を持ち、打ち合わせをすることが求められていた
  と思います。

    私は右も左も分からない状態での会議なので、不安でたまりませんでした。メンバ
  ーは
4名で、その発表のタイムスケジュールを話し合いました。週報について喋るの
  ですが、多分すぐに終わってしまうと皆さんに伝えますと、他の方達は「まかせなさ
  い!!」と胸をポンと叩き、あとは引き受けると言ってくださったことをよく覚えて
  おります。

    この時、不安感でいっぱいだった私は、新人に優しく、そして頼り甲斐があり、す
  ばらしい先輩達だと感じ、ロータリーに入ってよかったと初めて思った瞬間でした。

    入会をお誘いするなら、こういういい仲間ができますよと、口説きたいと思います。
    皆さんにも、これに似た話があるように思います。
    そんな実体験を交え、小野加東ロータリークラブは良いところです、とアピールし
  ていただきたいと思います。

    どうぞよろしくお願いします。



  【2023年10月18日 会長の時間】

    皆さん、こんにちは。長らく会長の職務を果たせず申し訳ありませんでした。本日
  より復帰させていただきます。

    そして、本日のお客様、小野市サッカー協会の皆様ようそこお越し下さいました。
  後ほど卓話をよろしくお願いいたします。

    今日の会長の時間は、先日の母の葬儀に、会員の皆様方々に大勢参列いただき、こ
  の場でお礼を述べさせていただきます。本当に感謝申し上げます。ありがとうござい
  ました。

    母は、大正141011日に生まれ、令和51011日の誕生日に亡くなりました。
  満
98歳で、数え99歳ですので、「白寿」です。ですので葬儀もお祝いと言う意味を込
  め、会葬礼に紅白の砂糖をお配りいたしました。

    だんだん認知症が進行し、一人で暮らしていくのに不安があり、小野の私の家の敷
  地に、介護用の母の家を建てて面倒を見るようになったのが
15年ほど前になります。
  長年小野に住んでいても、自分の家でずっと暮らしたわけではなく、大半を特養で過
  ごしました。

    こちらでの知り合いも無く、親しくしていた友達は全て先にこの世を去り、母を見
  送ってくれる知り合いは誰もおりません。

    葬儀を行うにあたり、寂しい葬儀になると思っておりましたが、ロータリーの皆様
  が見送ってくださり、本当に嬉しく思いました。

    このご恩をお返しするには、会長を務めさせていただいている今季を、できる限り
  頑張らせてもらう以外にないと思っております。

    ロータリーの奉仕の精神の一端を、肌で感じさせていただき、この思い倍返しで努
  力させていただきます。ありがとうございました。




  【2023年10月4日 会長の時間】

    皆さんこんにちは
    本日は、誠に勝手ですが事情があり出席できませんので、副会長に、代読をお願い
  しておりますのでお許しください。

    先日920日に、安行ガバナーをお迎えして、3000回という記念すべき例会が、無
  事終えることができ、本当に安堵しております。皆様のご協力誠にありがとうござい
  ました。
内藤名誉会員も出席してくださり、楽しい有意義な例会になりました。
    例会が始まる前に、ガバナーとの懇談会が約一時間ありました。
    何を聞かれるか、正直ビクビクしておりましたが、ガバナーが例会スケジュールを
  見られ、月初めの例会はグループトークとなっている事に興味を持たれ、詳しく聞か
  れました。

    コロナ前までは、ずっと行っていたが、感染防止の為、オードブル形式の食事がで
  きず、やっと
5月頃から緩和され復活し、私の年度で元の形にいましておることをお
  伝えし、
本来の同じ釜の飯を食い、出来れば何かテーマを決めて、そのグループで話
  し合って
もらい、役立つことがあればということをお話しさせていただいた。
    ガバナーは、これは良いことだと褒めてくださり、私のクラブでも参考にさせても
  ら
いたいと言われました。私は、どこのクラブでもやっていることだと思っていたの
  で、
正直驚きました。このグループトークの件と小野加東の名誉会員の件は、すごく
  感心し
ていただき、褒めてもらい本当に嬉しく思いました。みなさんのご協力があれ
  ばこそです。
今後ともよろしくお願いします。



  【2023年9月20日 会長の時間】

    皆さん、今日は 。安行ガバナー、ようこそお越しくださいました。
    どうぞよろしくお願いいたします
    小野加東ロータリークラブは、本日3000回という節目の例会を迎えをました。 その3000
   という日に私が会長として、ガバナーをお迎えし公式訪問例会を行うことができ、光栄に思い
   ます。
    また、本日は、内藤正克名誉会員も出席していただき、本当に嬉しい会になりました。
    さて、本日の話なのですが、 ガバナー月信に、会長としてのテーマを書いてほしいとの依頼
   があり、私は「覧古考新(らんここうしん)」とかきました
    温故知新という言葉の、類似語ですが、覧古考新(らんここうしん)には、「古い事柄を振り返
   り、そこから新しい問題を考える」という意味があり、令和の年になりコロナの為、ロータリーク
   ラブも活動の休止を迫られていた。
    今年は、元の姿の形を思い出し、その上で不具合があれば改正し、より良いものにしていき
   たい。という気持ちで、書かせてもらいました。
    みなさん、本日もよろしくお願いいたします。



  【2023年9月13日 会長の時間】 

    皆さんこんにちは、随分秋らしくはなりましたが、まだまだ暑い日が続きそうです
  ので、どうぞご自愛ください。

    来週は、いよいよ ガバナー公式訪問例会になります。後で幹事の方から報告がな
  されるとおもいますが、皆さんよろしくご協力のほどお願いいたします。

    本日の会長の時間は、ロータリーの名誉会員についてお話しさせていただきます。
    先日、昨年度末で退会された、内藤会員ですが、先週の理事会により、全員一致で
  名誉会員に推挙されました。誠に、おめでたいことで我がクラブの宝と思っておりま
  す。

    実は、この名誉会員というのは、当小野加東ロータリークラブでは、二人目だと知
  りました。その方は、
101歳まで正会員で在籍されたそうです。

    内藤さんと同じように、100歳のロータリアンが我がクラブにいた事に驚き、是非
  とも内藤さんを名誉会員に推挙したいと思ったのです。

    この名誉会員ですが、当クラブの規約により推挙しましたが、国際ロータリーの名
  誉会員の規定とは異なることを、お話ししておきます。

    ロータリーの名誉会員は、一年間に限って選ばれ、会員継続は毎年更新されなけれ
  ばならないとなっております。

    これは、国際ロータリーの言う名誉会員は、正会員とは別に、有名人に与えられる
  ものだと知りました。例えば、トーマス・エジソン、マーガレット・サッチャー英国
  首相、ウォルト・ディズニー等。

    誠に、名誉会員に選ばれた方々は、ロータリーの理想を推するのに、大きく貢献し
  た人々でした。

    我がクラブの名誉会員は、長年当クラブに多々貢献していただき、誇りに思う方だ
  と思います。

    そして、来週は何と、我がクラブが開催されてから3000回目の例会になります。
    その例会に、2680地区の安行ガバナーをお迎え出来て、内藤名誉会員も出席くだ
  さり、意義のある
3000回になりそうです。
    重ねて、よろしくお力添えお願いいたします。



  【2023年9月6日 会長の時間】   

   皆さんこんにちは、私の会長年度も、早くも2ヶ月が過ぎました。
    まだまだ戸惑っておりますが、精一杯今月も努めて参りますので、ご協力よろしく
  お願い致します。
   
さて、先月は会員増強月間だったので、そのことについてお話しさせていただきま
  したが、折角入会されても、よくわからないし、いろいろ聞きたいことがあっても、
  何をどう聞いたら良いのか、よく理解できないこともあると思います。そんな折、気
  楽に相談や質問出来る者がいれば、どれだけ心強いか分かりません。

    そう思って、彼方此方のクラブを調べているうちに、メンターを置いているところ
  が、多々ありました。メンターとは、会員の相談相手です。

    実は、先輩のお一人がこれによく似たカウンセラーを決めて、会員を育てる方法は
  どうかという意見を述べておられました。そうする事により、ロータリークラブや例
  会への理解も深まると思います。退会をする前に、メンターに相談することで退会を
  防げるかもしれません。

    原則、推薦者がこの任についてもらい、最低一年は、そばで見守ってほしいと思い
  ます。
   
来週には、入会3年未満の会員のオリエンテーションがあります。このオリエンテ
  ーションを有効に活用し、新入会員を育てていきたいと思います。

    今月は、新入会員のオリエンテーション、ガバナー公式訪問例会、また家族例会と、
  行事が盛りだくさんの月です。皆さんどうぞよろしくお願いします。




  【2023年8月30日 会長の時間】

    みなさんこんにちは、8月も最後の週となりました。
    まだまだ暑い日が続きますが、来月は、ガバナー公式訪間例会があります。皆さん
  のご協力のもと、スムーズにガバナーをお迎えし
たいと思います。どうぞよろしくお
  願いします。

    さて、本日は827日に、2680地区の危機管理青少年奉仕セミナーが行われ、橋本
  幹事と受講して参りました。

    その話の中で、昨今ロータリーもハラスメントの間題に直面しているのだと感じま
  した。これは何処のクラブにも起こりうるこ
とで、不幸な結果を出さないように、今
  回の話をそれぞれ持ち帰り、クラブ内に報告してほしいとのことでした。

    そのセミナーの資料ですが、皆さんに危機管理の部分だけですがお配りしております。
    時間のことや、詳しく内容を説明を受けることもありませんでしたので、書かれてい
  ることに目を通しておいてください。

    それと、これだけではわかりづらいと思い、「2650地区のハラスメントに対する危機
  管理ハンドブック」というのがネットに出て来ます。

    検索してダウンロードしていただければうれしいです。



  【2023年8月23日 会長の時間】

    皆さん、こんにちは。
    先週は、平尾会員増強委員長より、会員増強の為のお話をしていただきありがとう
  ございました。
会員を増やすということは、なかなか難しいことです。
    皆で、できる限りお知り合いに声をかけていただきたいと思います。特に40才代、
  
50才代の会員の方にご努力願います。

    ただ、声をかけてロータリークラブに入ってくださいと言っても、ロータリークラ
  ブとは何か??何をする所???

    私は、ロータリークラブは、何をする団体なのか?ほとんど分からず入会した一人
  です。その私が現在会長という立場になり、戸惑
っておりますが、私は自分ではこう
  理解しております。このクラブというのは、同じ釜の飯を食い、繋がりを持ちお互い
  に助け合える仲間の輪であり、その中で一緒に力を合わせて、社会の人々に奉仕をす
  る協力団体であると。

    ただ何気にロータリーに入ってくださいと頼んでも、なかなか良い返事はいただけ
  ないと思います。

    そこで、もし少しでも可能性がありそうなら、例会に招待するのはいかがでしょう?
    特に月初めの例会なら色々な行事があり、グループトークでいろんな質問を受けるこ
  ともでき、クラブを理解していただく良い機会になると思います。オープン例会として、
  雰囲気を味わっていただけたら、良い結果につながるかもしれません。

    入会してもらえそうな方が居られたら 会員皆で協力してバックアップしていきたい
  と思います。

    見学したいという方がおられましたら、この話もしていただき、実際に見てもらって、
  雰囲気を味わってもらいたく思います。そして、良い点、悪い点を外部から教えていた
  だくことも無駄ではないと思います。その上で、入会を考えてもらえたら最高です。
   よろしくお願い致します。




  【2023年8月16日 会長の時間】

    皆さん今日は、昨日の台風7号の被害はありませんでしたか
    さて本日は、先日グループトークでも話し合っていただいた昼食のことに関係して
  おりますが、無断欠席のことについて話したいと思います。

    小野加東ロータリークラブの運営規則、11条に、無断欠席、遅刻、早退自粛料が
  あります。
内容は、
    会員は
    例会日の昼食過不足を少なくし、奉仕活動資金の有効利用をはかるため、例会欠席
  の際は、その前日までに欠席の旨を事務局に通報する義務を有する。
   無断欠席は金500円を、所定の例会時刻に遅刻し、または早退する際には金300円を
  自粛料として奉仕するものとする。(この金額を米山記念奨学金のクラブ寄付に充てる)

    この無断欠席ですが、規則に書かれているように前日までに欠席を届けないと、つま
  り当日に連絡しても無断欠席になるということになります。

    当日では、昼食のキャセルができないので、どうしても例会に出席できない時には、
  出来るだけ早く事務局に連絡して、無駄にならないようにしてほしいと思います。

    これは、只今名誉会員に推挙しようと手続きを行なっております内藤正克さんからも、
  この弁当の残る数が多いことが心残りとお聞きし、戦後の食糧が充分手に入らず受けを経
  験されている方には、思うところが私よりも深く思いがあるように感じます。

    例会に、どうしても欠席せざるを得ない場合は、事情が許す限り早めに連絡をお願いし、
  無駄をなくすよう、ご協力よろしくお願いします。




  【2023年8月2日 会長の時間】

    皆さん今日は 新年度が始まり、はや1ヶ月が経ちました。
    今年度の基本活動方針が各委員長から全て発表され、今月から実践に移ります。
    今月は、会員増強月間ですので、先ずは会員について話させていただきます。
    ロータリークラブには、正会員と名誉会員があります。
    実は、今は小野加東ロータリークラブには正会員だけですが、10年程前に名誉会員がおら
    れたのです。
そのことをつい最近私は知りました。
     こんな話をなぜするかというと、630日に退会された内藤正克さんを名誉会員にという話
   が起こり、調べている時に知りました。

    その当時(平成24:)、初めての名誉会員のため、小野加東ロータリークラブとしての規約
   を新しく作成し、理事会で承認を受けた記録がありました。

    その当時の会長が藤田覚会員、幹事が小林俊正会員でした。
    この推挙された 名誉会員の方も内藤さんと同じように101歳で引退されておりました。内藤
   さんと同じように100歳を超えて会員としておられたことに、驚き尊敬を覚えました。
まだ書類が
   出来ていないので、理事会にお諮りしておりませんが、
出来れば名誉会員に推挙したく思って
   おります。

    それから正会員の方ですが、本日も新入会員長濱 孝明君を迎え、 78月続けて、迎える
   ことができるのは、嬉しく思いますが、
会員委員会をはじめ皆さんに、会員増強を引き続きよろ
   しくお願いいたします。
 



  【2023年7月26日 会長の時間】

    本日は忌中(キチュウ)と喪中(モチュウ)のお話しを致します。
    突然ですが、生物はいずれ最期を迎えます。順番があるわけではありませんが、歳を
  重ねる程にその時は近づくものです。かくいう私自身にも間もなく百を数えんとする母
  がおり、心配の尽きない日々を過ごしております。

    さて、会社や学校などでは忌引きの期間が定められ、その間は休みを取って弔いを行
  います。その期間が忌中ではございません。神道における忌中は五十日とされ、その家
  では五十日祭を斎行し、故人を新たな家の守神として代々の祖先が祀られる祖霊舎へ御
  霊をお遷しすることで忌み明けとなります。お寺さんでは四十九日の法要が行われます
  が、同様とお考え頂ければわかりやすいかと思います。「神社の鳥居を潜ってはならな
  い」とよく言われるのはこの期間の事です。つまり五十日祭或いは四十九日の法要とい
  った区切りとなる儀式を経る事で忌み明けとなり、その後神社への参拝が可能となりま
  す。それまではお参りはできません。家の神棚には半紙をかけてお参り出来ないように
  します。すると例えば総代会長が喪に服した場合に夏祭などの祭があれば総代会長の参
  列の無いまま行う事となります。或いは私が同様に喪に服した場合には、日々の奉仕す
  る者が居なくなってしまいます。

    その為、万が一の時には自ら祓えを行い、塩などで清め、直ちに除服し、祭儀を執り
  行えるように致します。総代の場合は必ずしもそれを行ってまでご奉仕して貰うとは限
  りませんが、ご本人とご相談の上で必要とあれば行いご奉仕頂いております。

    なお、参拝時には拍手(かしわで)を打ちますが、忌中に行われる故人の祭儀におい
  ては忍手(しのびて)を行います。これは本来拍手すべきところで音を立てずに手を叩
  く作法です。こちらも忌み明けと共に拍手(かしわで)へと戻します。

    ところで、喪中という言葉があります。その年に身内にご不幸のあった家は年内に喪
  中葉書を出して新年のご挨拶をしない、或いは遠慮する旨をお知らせ致します。これは
  慶びの挨拶を控え、家で粛々と過ごす為のものです。そして喪中に初詣に行ってはなら
  ないといわれるのは、新年の挨拶をしないようにするためです。初詣ではどうしても人
  と会話をせざるを得ない状況が発生します。その場合に新年の挨拶をしないようにする
  ためで、神社へお参りしてはならないということではございません。日々の参拝を欠か
  したくない、また新年の家内安全を祈念されたいようでしたら、早朝など人の参詣が比
  較的少ない時間帯にお参りされては如何でしょうか。ただし神様に「あけましておめで
  とうございます」とご挨拶されませんように。

    ただし、これは家の話であり、法人など家とは異なる場合は法人として新年の挨拶を
  される事であり、喪中葉書を出す、新年の挨拶を割愛するなどといったことをする必要
  はないと考えます。




  【2023年7月12日 会長の時間】

    本日は氏神と氏子のお話しを致します。
    かつて日本には氏(ウジ)というまとまりがありました。数多ありますが、藤原氏(中
  臣氏)、物部氏、忌部氏などでしょうか。これらは血縁によって結びついた集まりです。
  その定義は同じ祖先を持つということ。そして古事記や日本書紀などで登場する神が「祖
  (オヤ)」として紹介されます。「あめのこやねのみこと」は藤原氏(中臣氏)の祖、
  「にぎはやひのみこと」は物部氏、「あめのふとたまのみこと」は忌部氏と記されており
  ます。祖先に当たる神様を氏の神、「氏神」として祀り大切に信仰しておりました。つま
  り氏神の起源は祖先崇拝であり、現代においてもご先祖を神や仏としてお祀りしているこ
  とと同じです。そして氏神の子孫、つまり「子(コ)」で在る事から、「氏子(ウジコ)」
  であるわけです。また、あまり氏子という言い方はしませんが、皇族にとっての氏神が天
  照大御神にあたります。そのことから伊勢の神宮を日本国全体の総氏神とも称します。神
  棚に神宮大麻というお神札をお祀りするのもその為です。

    さて、氏はそれぞれに治める土地を持っており、同じ氏同士は集まって生活をしており
  ました。しかし時代が下ると次第に氏以外の者が地域に住まうようになり、やがて氏とい
  うものは形骸化して参ります。しかしその地では元来治めていた氏がお祀りしていた氏神
  が引き続き土地の神として崇敬され続け、住まう者にとっての守神の面を現すようになり
  ます。そうした同じ氏神を祀る者が、血縁による繋がりから地縁による繋がりへと変わっ
  ていきました。この時から氏子とは氏神の子孫から氏神のお守りする地域に住んでいる者
  へと変化します。

    やがて氏子に子供が産まれると、子供を連れて氏神へお参りに行き、氏子帳へ名を記し、
  新しい氏子となるという習慣が出来てきます。これが「初宮詣(はつみやもうで)」所謂、
  「お宮まいり」です。戸籍など存在しなかった当時に於いて、この氏子帳は戸籍としての
  役割も果たし重宝されておりました。

    現在は氏神毎に氏子地域をあて、その地域に住む方を氏子と呼んでおります。初宮詣と
  はこれからこの土地で生きていくので守って頂きたいと、その土地の氏神にお参りするこ
  と。そして七五三詣などは無事の成長の感謝と以後の守護を氏神へ祈念する行事です。

    なお、自身が産まれた土地の氏神を「産土神(うぶすながみ)」と言います。



  【2023年7月 5日 会長の時間】

   

   正しい国旗の縦横の掲げ方
    神社は、左上位という決まりがあります。この左というのは、神座から見て左という意
  味で、参拝者からだと右ということになります。ですので、国旗だけの場合は中央に掲げ
  ますが、二旗以上の場合、壇上に向かって右に国旗、左に団旗などを掲げるようになりま
  す。
   
しかし現在、世界の標準ルールで向かって左を上位というルールを、どこでも取り入れ
  ています。
これは、横書き文化
(左から書き始める )の為で、日本のように縦書き文化(
  から書き始める
)は、向かって右が上位になります。
     それから国旗は、ほとんどの国は横長のものです。20160106.jpeg20160106b.jpeg















   それを縦長にしても、構わないということになっていますが、日の丸のように、赤丸を
  縦横裏表どこから見ても変化ありませんが、海外の旗は、それぞれ異なった決まり事があ
  るから厄介です。

    上の図のように、左に90、右に90度。さらに、裏返しなどその国によって様々。
    その並べる序列も、様々なのでこれといったルールはありません。
    ですが、相手国が一つなら相手国のマナーを尊重し、他国の旗を掲げるには、慣例とし
  てアルファベット順に並べるのが、無難だと思われます。