例会のご案内

10月23日(今週)
R財団月間卓話
「R財団月間に際して」
地区R財団委員会
Rカード推進小委員会委員
河合 孝治会員
10月30日(次週)

新会員卓話
「自己紹介」
高尾 広志会員

11月6日(次々週)


定款による休会


 
 
 
 
 

 

 例会・事業の報告
 

  【2024年10月9日 会長の時間】

    皆さんこんにちは。朝晩がたいへん過ごしやすくなってきました。周りを見渡すと黄金色の
   稲穂が収穫を待っているようです。

    さて、今月の「ロータリー月間」は、なにかはご存じかと思います。「地域社会の経済発展月
   間」と「米山月間」です。併せて、今月24日は「世界ポリオデー」であります。ただ、我がクラブ
   の「会員拡大月間」は毎月ですのでよろしくお願いします。
    本日のプログラムでは、河合カウンセラーがお世話をいただいている、米山記念奨学生で
   ある「謝芳芳(シャ・ホウホウ)さん」に卓話をしていただきます。よろしくお願いします。

    そこで本日の会長の時間では、「米山記念奨学会」についてお話をしたいと思います。
    まず「ロータリー米山記念奨学会」の目的とは、将来母国と日本の架け橋となって国際社会
   で活躍する優秀な留学生を奨学することです。「優秀」とは「①学業」に対する熱意や優秀性は
   もちろんのこと、「②異文化理解、③コミュニケーション能力」への意欲や能力に優れている点
   が含まれます。

    ロータリー米山奨学生はロータリークラブを通して日本の文化、習慣などに触れ、社会参加
   と社会貢献の意識を育て、将来ロータリーの理想とする国際平和の創造と維持に貢献する人
   となることが期待されます。

    米山奨学会の事業の規模については、年間の奨学生採用数は約900人、事業費は約15
   643万円(2023-24年度決算)と、国内では民間最大の国際奨学事業となっています。これまで
   に支援してきた奨学生数は、累計で24,133人(2024.7月現在)。その出身国は、世界133の国
   と地域に及びます。

    米山奨学金の特色として、奨学金による経済的な支援だけでなく、ロータリークラブ独自の
   世話クラブとカウンセラー制度による心の通った支援があります。日本には約2,200のロータ
   リークラブがあります。そのうち1つのクラブが、1人の奨学生の「世話クラブ」となります。米山
   奨学生は、世話クラブの例会に月に1回以上出席し、ロータリー会員と積極的に交流して国際
   交流・相互理解を深めるとともに、ロータリーの奉仕の心を学びます。最後に「カウンセラー」
   のお仕事についてですが、奨学生に対し、世話クラブのロータリアンがカウンセラーとなります。
   カウンセラーは、奨学生の個人的ケアにあたるアドバイザーです。引き続き河合カウンセラー
   にはお世話になります。

    このように様々な職業、世代で構成されるロータリークラブでの交流は、奨学生が日本文化
   に接し、将来や奉仕について考える機会となります。米山奨学生とロータリアンの交流は、相互
   理解のみならず、双方にとって財産になるのではないでしょうか。ぜひ、謝さんには自国と日本
   の「架け橋」としてご活躍いただきますようよろしくお願いし、本日の「会長の時間」を終わります。
    今日も例会を楽しんでください。




  【2024年10月2日 会長の時間】

    皆さんこんにちは。早いものでもう10月となりました。秋の気配はまだまだの気候ながら、
   やはり朝夕の涼しさもありますので体調管理に充分注意をなさってください。
    今日の例会には、ボーイスカウト小野第1団の橋爪さま、賀内さま、そして加東第5団の阿
   江さま、ようこそお越しくださいました。少子化や活動場所の縮小など、ボーイスカウトを取り
   巻く環境は、厳しいとの現状はお聞きしておりますが、ボーイスカウト活動に情熱を持ちご指
   導いただいておりますことに感謝申し上げます。今後ますますの「青少年育成」に向けてのご
   活躍を祈念しております。
    では、本日の「会長の時間」では「ロータリーの卓話」についてお話をしたいと思います。
    ロータリーでは、例会後半の約30分間に、クラブ会員や 外部の招待講師から話を聴くこと
   を「卓話」と呼んでいます。 会員卓話では、ロータリーに関する話はもちろん、自己の職業を
   通してどのように社会へ貢献しているか、どのように事業の発展継続に取り組んでいるか、
   そのためにどのような社員教育をしているかなどが、好ましいと思います。
    また、 ゲスト卓話では、ビジネスや社会の動向、科学・教育・文化の話など、会員の知識や
   教養を高め、情操を豊かにし、かつ「ロータリーの目的」の推進達成に繋がる内容が好ましい
   と言えるでしょう。 ただ、外部の講師を招くのもいいですが、むしろクラブ会員にこそ卓話の機
   会を十分に持ってもらうことが大事だと思います。その意味を込めまして、今年当初の「クラブ
   運営方針」では、プログラム委員会に対し「会員卓話」を充実いただくよう要望をいたしました。
    満木プログラム委員長に於かれましては、私の意向をよくご理解くださり、工夫を凝らして「会
   員卓話」を組み入れてもらっております。クラブ会員は一人一人が業界の代表者であり、豊富
   な知識や経験を持たれています。例えば、「我が職業とロータリーを語る」などは、なかなか恰
   好のいいスピーチかもしれません。 会員同士の情報や意見の交換を通じて、互いの親睦や敬
   愛の念を深め合い、研鑚と奉仕の心を高め合いながら、価値ある奉仕の実践に繋げていくこ
   とが、まさにロータリーの伝統であり、真髄だということを大切にしてゆきたいと考えます。
    以上で「会長の時間」を終わります。



  【2024年9月25日 会長の時間】

    皆さんこんにちは。2週間ぶりの例会です。
    今日は心待ちにしていた「ガバナー公式訪問」、矢坂誠徳ガバナーと山口宰代表幹事をお
   迎えし、先ほど「会長・幹事懇談会」をさせていただき、忌憚のない大変に意義のあるお話を
   いろいろと頂戴しました。この後の「ガバナー卓話」でもどうぞよろしくお願いいたします。

    本日の「会長の時間」では「地区」についてお話をしたいと思います。(ある文献によりますと)
   地区とは、管理の便宜上結びつけられた、一定の地理的な地域内にあるロータリークラブの
   グループです。「地区の役割」とは、個々のロータリークラブがロータリーの目的を推進するの
   を助けることを唯一の目的とするものであります。

    地区ガバナーは、地区内のクラブに対する指導と監督を行い、ロータリーの目的を推進し、
   地区内のクラブを啓発し、意欲を与え、地区内の継続性を確保する任務を担われ、R I理事
   会の一般的な指揮、監督の下に職務を行われます。日本のロータリーは、2500地区(北海
   道東部)から始まり2840地区(群馬県)までの34地区があります。(※詳細は「ロータリーの
   友・9月号」縦組み5051ページに掲載)

    その中で、私たちの属する2680地区の概要ですが(今年6月末現在)、68クラブ・会員数
   2,498名。範囲につきましては、行政区での「兵庫県全体」が一つである地区となります。近
   隣では、2650地区は「福井・滋賀・奈良・京都」、2690地区は「岡山・島根・鳥取」など行政を
   跨いだ地区割りとなっています。もちろんクラブ数や会員数の比率を勘案されたのでしょうが、
   兵庫県とは「摂津・丹波・但馬・播磨・淡路」の五国と言われます。やはり「一つの県で一つの
   地区」がまとまりいいのかなと個人的には思います。 2680地区がクラブ減少や会員数減少
   にならないよう、まずは「会員増強」に努めて参りたいので、会員全員のご協力をあらためて
   お願いし、本日の「会長の時間」を終わります。
では、今日も例会を楽しんでください。



  【2024年9月11日 会長の時間】

    皆さん、こんにちは。 9月というのにまだまだ厳しい暑さの毎日です。どうぞご自愛ください。
    今日の「週報」には、先週お話しました「記念碑」の写真が掲載されています。ぜひ現地に立
   ち寄られてみてください。
    本日は再来週に控えた「矢坂ガバナー公式訪問」に先立ち、東播第3グループの 金鹿ガバ
   ナー補佐がお越しくださいました。例会後の「クラブ協議会」におきましては忌憚のないご意見・
   ご指導を賜りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。そして、この3月まで在籍され
   ていた神戸新聞社・上田尾眞さんがメークアップでお越しになっています。現在は「西宮RC」で
   ロータリーライフを楽しまれています。 どうぞ懐かしいクラブの例会を楽しんで帰ってください。
    さて、今日の「会長の時間」では「ニコニコ箱」についてお話をしたいと思います。
    ロータリーでは、会員をはじめ、会員の家族、親族、事業所などで喜びや祝い事があった時
   に、「スマイル・ボックス」(当クラブでは「ニコニコ箱」と呼びます)に寄付を入れる習慣がありま
   す。 もちろん個人の自発的な寄付行為であって強制ではありません。「スマイル・ ボックス」へ
   の寄付は、通常、社会奉仕活動資金として使用されていますが、 米山奨学金の特別寄付、ロ
   ータリー財団への寄付など、会員本人が寄付の使途を指定できるようにしているクラブもありま
   す。 ニコニコの内容は紙に記載し、それを担当者が代読するというクラブもあります。会員数
   が多いクラブでは時間の関係もあって有効な方法でしょうが、むしろ本人にニコニコの内容を
   喋ってもらった方が、会員間の親睦にも繋がります。また、例会で出席表彰、誕生記念、創業
   記念などの プレゼントを会員に渡し、「ニコニコ箱」への寄付を慣習として決めているクラブも
   あり ます。いずれにしても、そのクラブ独自の様々なやり方が あるようです。他のクラブにメイ
   クアップで出席した際、大いに参考にしてもらえればと思います。
    さて、「スマイル・ボックス(ニコニコ箱)」の歴史は意外と古く、日本では1936年(昭和11年)
   から 始まったと言われています。
    大阪RCでは、例会での早退や遅刻、ロータリー・バッジ非着用など に対する「ペナルティ・
   ボックス」が以前からあったそうですが、1936年7月、当時の社会奉仕委員長だった藤原九
   十郎が、「ペナルティ・ボックス」の代わりに「ニコニコ・ボックス」を提唱 しました。具体的には、
   会員自ら、自分や家族の慶事や嬉しかったことなどをニコニコしながら 披露し、皆で喜びを分
   かち合うこと。また、失敗したことをユーモアたっぷりに披露し、苦笑の中で親睦の増進に役立
   てること。そうして集まったお金を、主に奉仕活動資金に使うことなどがルールだったそうです。
     その2カ月後の1936年9月には、東京RCの関幸重が、クラブ会員に「東京ロータリーホー
   ム(関東大震災孤児の収容施設)の子供たちを慰める会」への費用捻出の寄付をお願いし、
   例会で箱を回しました。その後、こうした試みが「ニコニコ・ボックス」とか「スマイル・ボックス」
   などの名称で、日本各地に広がっていったと言われています。 いずれにしても、「スマイル・
   ボックス」は日本独自の習慣で、日本で始まったかのように 思っている人が多いようです。確
   かに、今でも実施されている国は日本だけのようですが、元々は米国から始まりました 。
    シカゴ・クラブは創立当初、1905年の第3回例会から、欠席者に50セントの罰金を課す 「ファ
   インボックス(罰金ボックス)」を設けたそうです。1908年には、クラブからの連絡に 返信しなか
   った会員にも罰金を課しました。その後、Paul Harrisが、会員のプライドを汚すような罰金 だけ
   ではなく、会員に祝いごとや記念すべきことがあった場合にも適用することを提唱しました。 こ
   の習わしが日本に伝わったのかも知れません。
    話の続きになりますが、皆さんのテーブルに1個づつ「緑色の小さい箱」が置いてあります。
   その「ボックス」は何かと言いますと、先ほどの話の中にもありました「ファインボックス(罰金
   ボックス)」です。 日本の表現で例えれば「自粛箱」とでも言い、ここでいう「自粛」とは「自分
   から進んで、行いや態度を改めて、つつしむこと」と辞書にあります。
    わがクラブ運営規則の11条には「会員は例会日の昼食過不足を少なくし、奉仕活動資金
   の有効利用をはかるため、例会欠席の際は、その前日までに欠席の旨を事務局へ通報す
   る義務を有する。無届欠席は金500円を、所定の例会時刻に遅刻し、または早退する際に
   は300円を自粛料として奉仕するものとする(この金額を米山記念奨学会のクラブ寄付に充
   てる)」 と記されています。もし、皆さんが、このような日が発生した時には、どうぞ気持ちよく
   寄付にご協力いただきたいと思います。
    以上で「会長の時間」を終わります。今日も例会を楽しんでください。



  【2024年9月4日 会長の時間】

    皆さん、こんにちは。
    今回の台風10号では進路に振り回された先週1週間でしたが、この地域には、さほど大
   きな被害もなかったようで良かったです。

    さて、先月8月21日(水)の夜に「小野市防犯協会」の委員として、市内数か所を防犯パト
   ロールで巡回しました。その一つ、神戸電鉄小野駅東側ロータリーにパトロール車を停車し
   たところ、街灯だけの薄明りの中、「ロータリークラブ記念碑」が4棟建立されているのを見
   つけました。また、加東市ではJR滝野駅前にも「記念碑」が建てられています。

    前々から知ってはいたのですが、こうじっくりと拝見する機会がありませんでしたので、写メ
   撮影してみましたが、映りが良くなかったので会員の皆さんにも見ていただきたいと思い、後
   日改めて現地に行き、撮り直ししてきました。

    そこで気が付いたのは、どちらの「碑」も周辺に雑草なども伸びず、きれいに手入れ・管理
   がされています。以前、クラブの先輩から「あれは○○さんが好意で掃除してくださっている」
   と聞いたことがありましたが、ただ、その「○○さん」がどなたなのかをちょっと忘れてしまいま
   した。ご存じの方があれば教えていただきたいと思います。

    クラブの先人が建てられたもので、昔は当時のクラブの会員(有志)が定期的に草引きや
   掃除をされていたとも聞きました。クラブの「財産」と考えれば、我々も先人に倣って管理保
   全をしてみるのも必要なのかなと思いました。

    さて、本日は「グループトーク例会」として豪華なオードブル料理です。昼の例会ですから食
   事が出ます。一緒にご飯を食べるというのは、人間の心理にとても良い影響を与えるのはご
   存じでしょうか?

    それまでは、なんとなく話しにくかった先輩や仲間と飲み会をしたら、それ以来、話をしやす
   くなったという経験も多いのではないでしょうか。

    人は食事をする際にはリラックスして、いつもとは違う素の面が出ます。また、食べるという
   行為は上下関係もありません。同じ場所で同じことをすることで、ぐっと距離が近くなるのです。
   ゴルフも同じことが言えますね。一つのカートで3、4人が一日、一緒に回ります。接待といった
   大げさなものではなく「一緒にお昼に行きませんか?」とか「軽くご飯でも食べながら・・」が効
   果的だそうです。新会員勧誘でも、ぜひ積極的に「ごはんでも・・」と誘ってみてください。

    以上で本日の「会長の時間」を終わります。
    では今日も残さず頑張って召し上がってください。



  【2024年8月28日 会長の時間】

    皆さん、こんにちは。
    非常に強い「台風10号」が接近しているようですが、くれぐれも被害に遭わないよう十分お
   気を付けください。

    先日25日(日)に滝野グリーンヒル球場で3クラブ合同「小野加東親善中学校野球大会」の
   閉会式があり、我がクラブから10名の会員が参加いただきました。暑い中、ご多忙のところ
   ありがとうございました。青少年委員会の吉本委員長には大変お世話になりました。

    先週のクラブフォーラムでは、会員委員会の藤田委員長から「会員増強」のお話がありまし
   た。この先、皆さんが新入会員の「勧誘のお声掛け」をされるにあたり、もし「ライオンズクラブ
   とどう違うの?」のお尋ねがあったときに備えて今日の会長の時間では「ロータリークラブとラ
   イオンズクラブの違い」についてお話ししたいと思います。ただ、説明するにあたり向こうのク
   ラブについての「中傷」や「デメリット」などの発言がないようご配慮ください。

    ではまず、両クラブの起源についてです。ロータリークラブは、ご存じの通り、1905年アメリ
   カのシカゴでポール・ハリスによって設立された職業倫理の高揚を学び、一人一人の職業を通
   じて社会に如何に奉仕するかという職業奉仕を重点に、Ⅰ  Serve(私は奉仕する)を理念と
   した団体です。一方、ライオンズクラブとは、元々RCの会員であったメルビン・ジョーンズが、
   RC内で会の運営にあたって意見が分かれた時があり、「奉仕活動に費用が発生するのは当
   然。ある程度の支出は仕方がない」が彼の持論でしたが、これに対して「RCは職業を通じての
   奉仕を理念としている。お金はかけるべきではない」との意見が大勢を占めたことから、メルビ
   ン・ジョーンズはRCを離れ、1917年アメリカのダラスでLCを設立し、寄付・寄贈を中心とした
   奉仕活動を展開したことからきているようです。

    余談になりますが、ライオンズクラブのネーミングは、猛獣のライオンからではありません。
   スローガンである「Liberty、Intelligence、Our Nation’s Safety(自由を守り、知性を重ん
   じ、我々の国の安全を図る)」の頭文字をとったもので、偉大な行為、高い理想を象徴していま
   す。ライオンズクラブはロータリークラブのように社会奉仕活動を職域や個人で行うだけでなく、
   チームワークを発揮して行うことによって有意義な効果をあげるように組織された団体です。
   ライオンズクラブが奉仕活動を行う時には「我々は奉仕する(We Serve)」。すなわりクラブ
   全体でまとまって一つの事業に基金を拠出します。原則として個人個人では奉仕しません。
     ロータリークラブは、全員がまとまって行う奉仕活動も沢山ありますが、基本的には「会員
   一人一人が奉仕活動の単位」です。すなわち、「私は奉仕する(I Serve)」「自己の責任と判
   断において、自分の職業を通して、社会に、世界に奉仕しよう」という考え方が基本となってい
   ます。

    両クラブの違いを要約しますと、RCは「会員一人一人」が「高い職業倫理に基づいて奉仕」
   する団体、LCは「クラブ全体をもって社会奉仕」をする団体であると考えられます。細かなこと
   ですが、RCは毎週、LCは月に2回です。その点で入会の勧めの中で毎週例会があるので負
   担に感じられるかもしれませんが、それは逆に毎週、仲間や知り合いに会えるという魅力付け
   にしてもらいたい。

    このお話が会員増強のお役になれば嬉しく思います。
    以上で会長の時間を終わります。今日も例会を楽しんでください。



  【2024年8月21日 会長の時間】

    皆さん、こんにちは。まだまだ暑い日が続いておりますが、くれぐれも体調管理にご留意く
   ださい。
    さて、先日17()18()の両日に「小野まつり」が開催されました。私は、17日の日は
   「小野市防犯協会」の委員として会場警備の任に就いておりました。 昼間から好天(=猛暑)
   でしたが、大変な人出と混雑を迎えました。夜には「5000発の花火」が素晴らしかったです。
    1
日目の人出は、会場本部発表で約16万人だったそうです。16万人といえば、小野市の
   人口の約3.5倍の数になります。久しぶりに「雑踏」というものを経験しました。ただ、また新
   たなウィルスが流行の兆しを見せております。コロナ禍の「あの頃の緊張感」を忘れず過ご
   したいものです。
    では本日の「会長の時間」では、「クラブとは?」についてお話をしたいと思います。
    「クラブ」とは、同じ目的を持った人の集まりのことです。例えば、サッカー好きの人が集ま
   り、技能向上を目指すのが「サッカークラブ」です。囲碁の好きな人が集まり、実力向上と親
   睦に期待して入会するのが「囲碁クラブ」です。ちなみに、夜、お酒や女性の好きな人が集
   まってきて、楽しい(?) 時間を過ごすのが「ナイトクラブ」です。
    一方、ロータリークラブは、「ロータリーの目的」の推進・達成を目指す人達の集まりです。
   初めからロータリーの好きな人が集まってできた団体ではないと思います。元々「入会前か
   ら ロータリーが好きだった!」という人は稀少でしょう。
     もちろん、入会理由の一つに、「ロータリーのステータス」に魅力を感じていたことを挙げる
   人はいらっしゃるでしょう。 いずれにしても、大部分のロータリアンは、人柄や仕事ぶり、世
   間の評判などを見込まれ、日頃の人間関係なども絡み、(もしかしたら、言葉巧みに誘われ
   て)ロータリーに入会したというのが実情ではないでしょうか。
    実際、入会の経緯はともかく、ロータリーの「クラブとしての素晴らしさ」は、入会してから分
   かるようになったという人が多いのではないでしょうか。
    そもそもロータリーは、「①ロータリアン同士の親睦を基盤に、②立派なロータリアンを育て
   ながら、③価値ある奉仕を通じて、社会に貢献する世界的な団体」であり、「ロータリーの目
   的」には、ロータリアンとしての立派な生き方が記されています。こうした「ロータリーの真髄」
   とゆうものをクラブの中で学び、仲間と共鳴し、切磋琢磨し合いながら実践していくこと、そこ
   に喜びと誇りを感じるようになれば、もう立派なロータリアンなのではないでしょうか。ぜひ、
   皆さんと一緒に小野加東ロータリークラブを盛り上げて 行きたいと思っていますのでよろしく
   お願いします。
    以上で本日のお話を終わります。それでは今日も例会を楽しんでください。



  【2024年8月7日 会長の時間】

    皆さんこんにちは。早いものでもう8月となりました。毎日猛暑が続いておりますが、体調
   管理に充分にお気を付けください。

    さて、いよいよ今日から「夏の甲子園」高校野球が開幕しました。兵庫代表の報徳学園の
   健闘を期待したいものです。

    今日の「会長の時間」は、ロータリアンの「3大義務」についてお話をしたいと思います。
    まず一つ目は(例会の出席)です 。ロータリーは、まず「例会出席から」といわれています。
   標準ロータリークラブ定款には、「各会員は 本クラブの例会に出席するべきものとする。云々」
   とあります。例会への出席は、ロータリークラブの会員の義務の一つ になっていて、基本的
   に週1回開催されます。やむを得ない事情により欠席をした場合は、もともとは、その例会の
   前後14日 以内に、ほかのロータリークラブの例会やそのほかロータリークラブ定款に定め
   られている他の会合に出席することによって、欠席をメークアップすることができます。しかし
   現在はR.Iの方針変換により1年以内となっています。年度の半期間において、メークアップ
   を含むクラブ例会出席率が50%に達していない場合、所属クラブの例会総数のうち少なくと
   も30%に出席していない場合、クラブ理事会が正当かつ十分な理由があると認めなければ、
   会員身分が終結することがあります。ただし、各クラブごとの定款により多少の差異がありま
   す。日本の多くのクラブは、昼の1230分~1330分 に例会を開催しています。朝または
   夕方に例会を開催しているクラブもあります。例会では食事を共にし、その間、自分たちの
   職業や趣味などの情報交換をして親睦や友情を深めるとともに、会員やゲストによるスピー
   チ(日本では“卓話”と呼んでいます)を聞き、ビジネスや社会情勢の最新情報や文化、歴史、
   科学技術などについての知識を広めています。それが「例会出席」の意義であると思います。

    二つ目は会費の納入です。ロータリークラブの会員は、会費を納入する 義務があります。
   会費の金額、そのほかは、クラブによって異なります。所定の期限後30日以内に会費を納入
   しない会員に対しては、クラブ幹事が書面で催告をして、その後10日以内 に会費が納入され
   なければ、理事会の裁量で会員身分を終結しても差し支えないことになっています。

    三つ目はロータリーの雑誌の講読です。国際ロータリーの機関誌は、RI世界本部で発行し
   ている『THE ROTARIAN』です。このほかに世界各地で31のロータリー地域雑誌が発行され
   ています。これらロータリー関係の雑誌を合わせて 「Rotary World Magazine Press」と呼びま
   す。 ロータリーの雑誌の購読は、例会出席、会費の納入と合 わせて、会員義務の一つにな
   っています。ほかの二つ(例会出席・会費納入)には 会員身分の停止という罰則があります
   が、雑誌の購読には 罰則がないといわれることがあります。しかし、それは 正確ではありま
   せん。雑誌を購読(購入)しないと、そのロータリー クラブの国際ロータリーの加盟資格が一
   時停止処分を受けることになるのです。日本では、日本語で発行している『ロータリーの友』
   が 国際ロータリーから指定されているロータリー地域雑誌 です。1953(昭和28)年1月に創
   刊、1980(昭和55) 年7月号から、国際ロータリーの公式地域雑誌(現、ロータリー地域雑誌)
   に指定されました。たしかに「ロータリーの友」には、RIのことや日本のロータリークラブの情
   報が満載です。ぜひ、一度隅々までお読みいただきたいと思います。

    本日はグループトーク例会です。 先の長井S.A.Aが方針発表のなかで 「オードブルがた
   くさん残るのは、もったいないので残さないように」と申されておりましたので頑張って召し上
   がってください。
では今週も「例会」を楽しんでください。



  【2024年7月31日 会長の時間】

    皆さんこんにちは。
    いよいよ「パリ・オリンピック」が始まり、日本の選手団の活躍を期待したいところですが、
   時差の加減で夜通しの観戦応援があるかもですが、くれぐれも「睡眠不足」には注意をなさっ
   てください。
    先日728日(日)に神戸駅前研修センターでの「クラブ活性化ワークショップ」に増村副会
   長・上月副幹事・渡瀬幹事・そして私(会長)が参加して参りました。従来のスクール形式で聴く
   だけのものでなく、10名程度のグループに分かれ(ファシリテーションと言います)、幾つかのテ
   ーマについてディスカッション(意見交換)で各々の考えが発言でき、また他クラブ会員の意見
   や提案を持ち帰り、自クラブの活動に反映させようとするものです。また同じグループの他クラ
   ブの会員と名刺交換ができ、「ロータリアンの知り合い」がたくさんできることも大変に意義のあ
   ることだと思いました。

    さて本日の「会長の時間」では、ロータリークラブの「点鐘」についてお話をしたいと思います。
    日本のロータリークラブでは、例会に限らず様々な会合は点鐘で始まり、点鐘で終わります。
   外国のロータリークラブでも同様に、例会で点鐘するクラブは少なくありません。外国では例会
   前に食事をするクラブが多く、食事が終わり、例会を始める切換えの合図として鐘を鳴らすそう
   です。 一方、点鐘の代わりに“Call to Order”、つまり「お静かに願います!」の掛け声で例会
   が始まるか、 またそれに続けてお祈りの後に例会が始まるクラブなどもあるそうです。
    また、点鐘ではなく、木槌を叩くクラブ もあるようで、いずれにしても「ケジメをつける」という
   意味で、例会では点鐘、または類似の儀式 が行われています。 日本では、1920年頃、東京
   クラブの例会で点鐘が行われていて、 それを他のクラブが真似ていったのではないかと言わ
   れています。

    当時の日本の学校では、授業の開始・終了時間は鐘を鳴らして知らせる習慣がありました。
   また、江戸時代はお寺の鐘で時刻が伝えられました。 それだけに、開始・終了のケジメをつけ
   るという意味での点鐘は、 日本人の習性に合っているのでしょう。

    ちなみに、点鐘は英語でShip's bell Time bellと言います。その由来は、大航海時代に 船
   上で時間を知らせる「鐘(bell)」だったようです。時計がなかった当時、航海の最中に時刻を知
   ることができたのは、太陽の高度が最大になった正午(12時)だけでした。正午以降は、30
   毎に砂時計をひっくり返しながら、時刻を計っていたのです。そして、砂時計をひっくり返す 30
   分毎にタイムベルを鳴らし、船内に時間を知らせていたそうです。開始・終了の「ケジメ」をつけ
   る事は大切だと思います。

    毎週水曜の昼間、わがクラブの、わずか60分ですが、されど60分の例会。今日も楽しんでく
   ださい。




  【2024年7月24日 会長の時間】
  
    毎日が30度超えの気候が続いていますが、体調はいかがでしょうか?水分補給を忘れず、
    「熱中症」には十分に注意をなさってください。

    さて今日の「会長の時間」は米山奨学会についてお話をしたいと思います。
    721日(日)に神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにおいて「米山記念奨学セミナー」
   が開催され、米山奨学生の謝 芳芳(シャ・ホウホウ)さん、カウンセラーの河合会員、そして私
  (会長)と渡瀬幹事が参加しました。 セミナーでは、米山梅吉氏の生い立ちや生涯が紹介されま
   した。

   梅吉氏の没後に設立された「米山記念奨学会」には、目的と使命があります。
   その目的とは、「日本の教育機関に在籍する外国人に対して奨学金を支給し、よってロータリー
  の理想とする国際理解と親善と平和に寄与すること」

   使命は、「将来、日本と世界を結ぶ『「架け橋』となって国際社会で活躍する人材を育成すること、
  またロータリー運動のよき理解者になってもらうこと」などを学びました。

   「米山奨学会」への寄付について、2024年度の寄付金額において前年比からの伸び率が第2680
  
地区が全国でTOP3となりました。今年において、我がクラブでも「米山奨学会」の趣旨をよく理解
  いただき寄付のご協力をお願いいたします。

    また、セミナー終了後の「奨学生歓迎交流会」では当クラブの、謝さんと初めてゆっくりといろい
  ろな話ができました。同じテーブルの米山学友(米山奨学金で学んだ卒業生・今は社会人)の謝君
  (28才)も交えて食べ物の話になり、日本の中華料理「天津飯」なるものは中国には無いとか、「餃
  子」についても中国では「焼き餃子」は無く「蒸す又は水餃子だけ」との話題でそれぞれの国によっ
  ての私たち日本人の「思い込み」と現実の違いを知ることができました。

   余談になりますが、米山奨学会の設立当初の時代と現在を比べると、昨今の中国による「海洋
  進出」や日本の土地の爆買いなどあまり好ましくないニュースが多い状況について、某パストガバ
  ナーに私の思いを伝えてところ「この子たちが日本で勉強して日本を知ってくれて、国際間理解に
  貢献してくれることを期待している意味もある」と述べられ、なにか腑に落ちた気がしました。

   12月ごろには、国際奉仕委員会のお世話で「留学生交流会(兵庫教育大学生)」がありますので、
  グローバルな視点で暖かく迎えていただきたいと思います。




  【2024年7月10日 会長の時間】

    今日は7月の第2週。「会長の時間」も第2回目となりました。 猛暑が続いておりますが、
   会員の皆さまは体調崩されてませんか?

    先週の5日(金)に「GT-Rの会」で「カイノクチ」という「貝料理」専門店に参加させていただ
   きました。オーナーの奥さまが「神戸中ロータリークラブ」の会員さんで、お客さんも「神戸中
   クラブ」の会員数人が来られていました。珍しい貝を色々な調理方法で堪能いたしました。
   お世話くださった藤田会員・河合会員ありがとうございました。 
    
さて、最近の話題の1つとして「新紙幣の発行」がありました。新紙幣のデザインなどにつ
   いて様々な評価がなされています 。「玩具の紙幣みたい」 「渋沢栄一って何者?」とか。紙
   幣の人物や歴史については、またの機会にできればと思います。
    ただ、近年に多発している「特殊詐欺」の中に「新紙幣」に絡む事件も頻発しているようです。
   「旧紙幣は使えなくなるから、新紙幣に両替しないといけない」と持ち去るとか、「A.T.Mで旧札
   を送金すると、新紙幣を口座に振り込みます」など信じられない手口に引っかかるとのこと。
   古いお札は未来永劫に使用できますのでご安心ください。

    では、本日はロータリークラブの「国旗掲揚と国歌斉唱」についてお話をしたいと思います。
    日本のロータリークラブは、例会場には国旗が掲げられ、毎月の 第一例会では国歌を斉
   唱します。第2次大戦の開始前後、米国発祥のロータリークラブは米国のスパイではないか、
   フリーメーソンの一味ではないかという疑いを持たれました。その疑いを晴らすため、国に忠
   誠を誓うことを示す意味で、例会では国旗を掲げ、国歌を歌い、それが習慣化して今に至った
   というのが通説です。当時は、例会の度に特高(特別高等警察)が来て、例会を監視したそう
   です。それだけに、1935年に作られたロータリーソング、御国に捧げん我等の業、望むは世
   界の久遠の平和”という言葉を含む「奉仕の理想」も盛んに歌われたそうです。
    米国では、集会の場での国旗掲揚や国歌斉唱は一般的です。米国は移民の集まりなので、
   米国人であるという自覚を持たせるためにも必要なのでしょう。しかし、最近の米国のロータリ
   ークラブ では、例会場に国旗は掲げてあるものの、国歌斉唱やロータリーソング合唱はしなく
   なったクラブ が多いそうです。
    米国以外の外国にしても、ロータリークラブの例会で習慣的な国旗掲揚や 国歌斉唱、ロータ
   リーソング合唱などはしないクラブが少なくありません。

    小野加東ロータリークラブでの、国歌斉唱やロータリーソングの合唱の意義を考えてみるのも
   楽しいと思います。




  【2024年7月3日 会長の時間】

    このたび、2024-25小野加東ロータリークラブ会長を拝命しました。
   「クラブ運営方針」に先立ちまして、わたくし飯尾雅人につきまして、よく知って
  もらいたく「自己紹介」を
させていただきたく存じます。

    1961年(昭和36年)1月に小野市曽根町、現在の住所で生を受け、現在63歳です。
   県立小野高校の第
31回卒業生で、当クラブでは田中隆夫先輩の1学年後輩にあたり
  ます。

   愛知県の中京大学を卒業後、「小野市農協(現JA兵庫みらい)」に入職し 46歳ま
  での
23年間奉職をしました。
   転職先は、男の子
なら一度は憧れた 「バスの運転士さん」で、神姫グリーンバス
  社営業所に採用され、明石・姫路・三田方面の路線バス、青色の貸切バス、市のらん
  らんバスにも乗務しました。
   父(繁)は司法書士として事業をしておりまして(当クラブの会員であり33代会長
  を務めました)私自身も「ゆくゆくはなにか起業したい」思いがずっとありました。
  
52歳の時に、結婚相談業(結婚支援センター)を開業し現在に至ります。
   父は平成
17年に病で帰らぬ人となりましたが、その10年後の平成27年の6月(10
  忌)のころに、会員であった松井英樹さまがお声掛けくださり、同
8月にロータリー
  クラブに入会させていただき、間もなく
10年を迎えます。
    
ロータリー歴はまだまだ未熟ものでございますが、この会長年度の1年間は皆さまと
  共に、小野加東ロータリークラブを楽しく意義あるクラブにしたいと願っております
  ので、どうぞよろしくお願い申し上げます。