クラブ運営方針
2025−26年度会長 増村 道雄
 
2025-26年度の小野加東ロータリークラブの会長職をお引き受けする事になりました。
29年間のロータリー歴で最も重い責務を担うことになります。初心に立ち返ってロータリーー精神を学び、皆様とともにロータリー生活を楽しいものにしてゆこうと考えております。
微力ではありますが、クラブの発展に専心努力いたしますので、会員皆様のお力添えを頂けますよう宜しくお願い致します。
国際ロータリークラブのマリオ・セザール・カマルゴ会長を引き継いだフランチェスコ・アレッツォ会長(イタリア、ラクーザ・ロータリークラブ)は、会長メッセージとして、成長、奉仕、つながりを大切にして「よい事のために手を取りあおう(UNITE FOR GOOD)」と呼びかけ世界の地域社会での奉仕を強化することの重要性を強調しました。その上で、成長のための「不可欠な3つの柱」として、革新、継続性、パートナーシップを挙げました。
「テクノロジー、社会の期待、経済状況は常に変化しており、ロータリーもそれに合わせて進化しなければなりません。・・・革新こそが変化するこの世界に私たちが適応する手段なのです」
「継続性とは、画一性ではなく、連携です。地区リーダー、会員同士が連携し、年度を越えてロータリーを思い描けば、長期的な成功の土台が築かれます」と述べられました。
ポリオ根絶に向けたロータリーの歴史的な取り組みは、ゲイツ財団、WHO(世界保健機関)、UNICEF(国連児童基金)などのパートナーと連携して行われ来たことを指摘。「奉仕と参画というロータリーの価値観を共有する職業人に働きかける事で世界でよいことをするロータリーの力を拡大できます」ロータリーのすべての功績と成長は究極的に会員にかかっていると述べ、会員の入会促進と維持に力を入れることで、今後も長年にわたって地域社会に変化を生み出すロータリーの強さと力が高まると語りました。
分断されがちな世界において、ロータリーは団結と希望の光になります。私たちのプロジェクトは人種、ジェンダー、性別、思想、経済的背景の異なる人々を結び付け、世界でよいことをするという共通の目的で私たちを一つにします。・・・よいことのために手を取りあえるロータリーを築き、すべての人にとってより明るい未来を実現させましょう」と呼びかけています。
そして、第2680地区 城 守ガバナーは、ガバナー行動指針として
“Take action together!Make innovation!”「手に手つないで 革新的な行動をしよう!」と掲げられ、地区の活動方針を
◆国際ロータリー会長方針の理解と実践を行いましょう。
◆革新、継続性、パートナーシップの3つの柱で会員増強と活性化を目指しましょう。
◆2680地区の全メンバーが一丸となって、より良いロータリークラブを創り出す行動計画の推進者 になりましょう
◆3年間の目標(3-year
Rolling Goals)を入力し継続していきましょう。
◆ロータリーの最大の財産、それは会員です。ロータリーが世界に与えることのできる最大の贈り 物はその会員です。
◆革新を育み、クラブのリーダーを支援する体制を創り出しましょう。
◆クラブの維持増強と革新的タイプのクラブを創出しましょう。
◆私たちはよいことのために手を取りあいましょう。
と述べられています。
これを踏まえ、2025-26 年度会長としての抱負と運営方針として
@会員の維持増強を図る
女性会員の入会を含めて、会員増強とクラブ活性化を目指す。例会出席率を、毎回100%に近づけ る「魅力ある例会」作りをします。
A親睦と友情を深める
ロータリーに入って良かったと言える親睦活動に取り組み、新会員も当初から和気あいあいと何 でも話せる楽しい雰囲気のロータリークラブにします。
B奉仕を通じて1地域社会に貢献する
特に今年度は、地区補助金申請を行って、社会奉仕活動を行います。全会員が一致団結して、 プロジェクトの成功を目指しましょう。
C全員参加
各委員会運営については、担当委員長を中心に、具体的な計画に基づく奉仕活動を行います。 あらゆる委員会活動には全員が参加して、奉仕の成果が出るようにしましょう。
以上、皆さまのご協力どうぞよろしくお願い申し上げます。
2024-25年度会長 飯尾 雅人
 
伝統ある小野加東ロータリークラブの会長職を拝命し、大変光栄であると共に、ロータリークラブの歴史から知識を得るほど、その重責に身が引き締まる思いです。
はなはだ微力ながら、クラブの発展に専心努力いたす所存でございますので、会員皆様のお力添えを賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
さて、国際ロータリーのステファニーA・アーチック会長は、2024-25年度会長テーマとして「ロータリーのマジック(THE MAGIC OF ROTARY)」を発表し、多くの人々を救うロータリーの力を認識して、これをさらに広げるよう呼びかけられました。
「誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません」
「それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです」と述べられました。
また、アーチック氏は、ロータリーの行動計画を推進し、継続と変化のバランスを取り、平和のために活動するよう会員に促しました。そして、好ましい変化をもたらす一つの方法は、クラブで多様性、公平さ、インクルージョン(DEI)の原則を取り入れることであると述べられました。
DEIとは
@多様性(DIVERSITY)
年齢、民族、人種、肌の色、能力、宗教、社会経済的地位、文化、性別、性的指向性自認への言 及にかかわらず、あらゆる背景、経験、アイデンティティをもつ人がいること
A公平さ(EQUITY)
参加者が快適かつ生産的な体験をできるよう、さまざまなレベルの支援、機会、リソースを提供 する方法について慎重に検討すること
Bインクルージョン・包摂(INCLUSION)
すべての人が歓迎され、尊重され、大切にされる経験を創造すること
そして、第2680地区 矢坂誠徳ガバナーは、ガバナー行動指針として“Heartwarming Rotary”心から心へのメッセージ
「手に手つないでロータリーのマジックを実現しよう!」
と掲げられ、地区の活動方針を
◆国際ロータリー会長方針の理解と実践を行う
◆ロータリーファミリーへの愛をもっと大きなものにしましょう
◆2680地区の全メンバーが一丸となって、より良いロータリークラブを創り出す行動計画の推進者 になりましょう
◆革新を育み、クラブのリーダーを支援する体制を作り出しましょう
◆クラブのリーダーはIrresistible(圧倒的な・ただただ)魅力的な体験をクラブメンバーに与えるよう に導きましょう
◆DEI(多様性・公平さ・包摂)+Belonging(帰属性)
「D:誰もが」「E:笑顔で」「I:居心地のいいクラブ」
帰属意識を高めて温もりのあるクラブにしま しょう
◆クラブの維持増強と新しいタイプのクラブを創出しましょう
◆以上を踏まえ、環境の保護・ポリオの根絶・平和構築への原動力を確保して活動しましょう
それが、ロータリー公共イメージと認知度の向上につながります
◆私たちの心から手からロータリーのマジックを創り出しましょう
と述べられています。
これを踏まえ、2024-25年度会長としての抱負と運営方針として
@DEI=「D:誰もが」「E:笑顔で」「I:居心地のいいクラブ」の実践
例会出席率を、毎回100%に近づける「魅力ある例会」作りをします
A親睦と友情を深める
ロータリーに入って良かったと言えるような親睦活動に取り組み、新会員も当初から和気あい あいと何でも話せる楽しい雰囲気のロータリークラブにします
B奉仕活動:奉仕を通じて地域社会に貢献
各委員会運営については、担当委員長を中心に、具体的な計画に基づいての奉仕活動の推進を いたします
C全員参加
あらゆる委員会活動には全員が参加して、奉仕の成果が出るようにします
以上、皆さまのご協力どうぞよろしくお願い申し上げます。
2023−24年度会長 中山松比古
 
ゴードンR.マッキナリー国際ロータリー会長は、2023-24年度会長テーマ「CREATE HOPE in the WORLD 世界に希望を生み出そう」を発表しました。
そして「世界に希望を生み出す重要な方法となるのは、平和に重点的に取り組むことであり、平和とは希望が根づくための土壌です。ロータリーは、平和、機会、生きる価値ある未来の土台を築いています。私たちが得意とすることを継続すると同時に、変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができます」と述べられました。
また、第2680地区安行英文ガバナーは、ガバナーの行動指針として、“Act with Integrity Serve with Love
Work for Peace”と掲げられ、その重点目標に、
全てのロータリー活動が、「輝く」ようになることに重点をおく。
◆DEI(Diversity,Equity,Inclusion/多様性、公平さ、インクルージョン)は私たちそのものを
映し出す文化とし「社会的スティグマの解消」を目指し、地区及び全てのクラブに活動を促す。
◆会員増強を推進し、新しいタイプのクラブの運営の仕方を創出する。
◆「平和」を基礎に活動する。
◆メンタル・ヘルスを考え、ロータリアン、地域社会のあらゆる人々に寄り添うロータリーを目
指す。
と述べられています。
さらに数値目標として、以下のように掲げられました。
●会員増強 各クラブ純増2名
●MY ROTARY登録率 75%以上
●ロータリー財団年次基金 1名あたり160ドル
●ロータリー財団恒久基金 ベネファクター又は遺贈友の会会員10名増
●ポリオプラス基金 1名あたり40ドル
●米山記念奨学会 1名あたり17,000円
R1会長のテーマとガバナーの行動指針に沿って、23-24年度会長として、特に数値目標を中心に会員各位のご理解とご協力により活動していこうと思い、COVID-19によるクラブの中で規制により以前のように行うことが困難だった活動も、できる限り再開して継続させていきたいと思います。以前の状態に戻した後に、より良い方向が見出せれば幸いに思います。
私は、先輩たちが培って来たロータリークラブの歴史を受け継ぎコロナ禍で中断したクラブの運営を以前に戻し、そこから今の状況下ではそぐわない案件は、新しく改革するか違う形にしていきたいと思います。令和に入ってから突然世界中を巻き込んだ此のコロナ。その中で入会をして以前の状態を知らない会員がかなり増えました。良いこと不具合なことを含め、ロータリークラブを運営していくには先ずは、会員みんなが理解している状態から物事を進めないと、先に進めないように思います。未来に希望を持ち平和な楽しいクラブにする為に、どうぞよろしくお願い致します。
2022−23年度会長 田中 靖
 
本年度、国際ロータリーのジェニファー・ジョーンズ会長(ウィンザー・ローズランド・ロータリークラブ:カナダ・オンタリオ州)は、テーマに「イマジン ロータリー」を掲げられました。「イマジン」とはジョーンズRI会長にとって夢や希望を追い求める義務を意味し、“ロータリーの会員の皆さんには大きな夢を抱き、行動を起こすことでその夢をかなえて欲しい。その大きな夢の実現のためにロータリーの力とつながりを生かしましょう。”と訴えられました。「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。」
本年度RI2680地区 阪上栄樹ガバナー(宝塚中)はガバナー行動指針を「Let’s Enjoy Rotary !!」(共にロータリーを楽しみましょう、ロータリーの明日に夢を込めて)を掲げられました。
また、地区運営方針並びに重点目標として次の項目を述べられました。
*全てのロータリー活動が、「ロータリーを楽しむ場」となることに重点をおく。
*DEI(Diversity, Equity,
Inclusion/多様性、公平さ、インクルージョン)の理解を深め、地区および
すべてのクラブに浸透させる。
*会員増強を推進し、新しいタイプのクラブを創出する。
ロータリーの目的の第1に「知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること」と記されていま
す。ロータリアンの出席する例会や会合は、新しい友人や情報が得られる場であり、友好的な雰囲気のもと、親睦が図られ、強い友情が生まれる場であると思います。
“Enjoy Rotary”は“魅力あるロータリーライフを過ごす”ことでもあると考えます。この魅力あるロ
ータリーライフの実現のために、私たちロータリアンは、例会、委員会事業、IM等に積極的に参加し、ロータリーのことを語り、「奉仕と親睦」の活動を実践しましょう。世代を超えたロータリアンが「奉仕と親睦」の輪を広げ、会員が互いに尊敬と誇りと喜びを感じあえるクラブにしたいと思います。 残念ながら、2020年から続くコロナ禍により、これらの例会、会合に様々な制限がかかった状態が続き、本来の魅力あるロータリーライフが十分には実現できておりません。
ポストコロナの時代を念頭に、本来の魅力あるロータリーライフの復活を目指す、その第1歩の1年にしたいと思っています。
私たち小野加東ロータリークラブは創立から62年の歴史があり、歴代会長及び先輩諸兄姉が築かれてきた伝統と実績があります。会員や会員家族の健康及び感染対策に最大限配慮しながら、クラブとして積極的な活動に努めていきたいと考えています。
まだまだ若輩ではありますが、私たち小野加東ロータリークラブがより魅力あるものになるよう精一杯努めて参ります。最後に、会員の皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い致します。
2021−22年度会長 河合 孝治
 
COVID-19禍の中、日々闘い続け私たちの命を守って頂いている医療従事者並びに関連されます関係各位には大変感謝申し上げます。
今年は「命を守る」を最大限に皆様と共にロータリアンとして出来る限りの活動をして行きたく考えております。
本年度、国際ロータリーシェカール・メータ会長(カルカッタ・マハナガル・ロータリークラブ(インド、西ベンガル州))はテーマに「SERVE TO CHANGE LIVES」(奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために)を掲げられました。人のために世話をし、奉仕することが最良の生き方。なぜなら、その経験を通じて誰かの人生だけでなく、自分の人生を豊かにできるのだからと述べておられます。
奉仕とは、自分がこの地上に占める空間に対して支払う家賃であるという信条をお持ちになられています。次期ガバナーに対し、自らが模範となって導き、測定可能・持続可能なインパクトをもたらす奉仕プロジェクトへの会員の参加意欲を引きだすよう呼びかけ、各クラブが「ロータリー奉仕デー」を実施することを求められました。また、会員が女子のエンパワメントに力を注ぎ、教育、リソース、奉仕、機会など、未来の女性リーダーの成功に必要な手段を与えてほしい、その上で、多様性、公平さ、開放性に対するロータリーの信念を会員が活動の指針とすることが大切であると語られています。
本年度、2680地区吉岡博忠ガバナー(伊丹RC)は「For the dynamic
Leaders of futures with Rotary」(ロータリーとともに活力に満ちたリーダーを育てるために)を掲げられました。
また、地区運営方針並びに重点目標として次の項目を述べられました。
*RIテーマおよびロータリーの目標の達成を目指して、ロータリー活動を推進する。
*全てのロータリー活動がリーダーとしての「人材育成」となることに重点をおく。
*重点分野のロータリー奉仕デー推進を支援する。
*ロータリーのプログラムを積極的に支援し、ロータリーと地域社会、世界とのつながりを深める。
*ロータリアンのロータリー並びにRIや地区への関心を高め、多くの会員の参画を求める。
*オンライン会合をサポートする。
以上のことを受け、COVID-19禍ですが今まで経験のない事にも正しく、素早く対応し歴史あるクラブとして活動に努めて行きたく考えます。最後に会員の皆様の御理解・御協力を宜しくお願い致します。
2020−21年度会長 前田 光教

2020年初頭、新型コロナウイルス感染症が社会全体を揺るがし、RI第2680地区においても緊急事態宣言を受け、あらゆる活動に自粛を求められました。
しかし、私たちロータリアンはこれらのピンチをチャンスに変え、ポジィティブな精神で、前進していかねばなりません。皆様には新型コロナウイルス感染症とも共存しながら小野加東ロータリークラブ運営に邁進して頂きたいと感じています。
さて、2020−21年度のRI会長は「ホルガー・クナーク氏」(ドイツ・ヘルツォークトゥム・ラウエンブルク・メルン・ロータリークラブ所属)であります。
2020年1月20日、サンディエゴ(米国カリフォルニア州)での国際協議会において、人生や地域社
会を豊かにするためにロータリーが与える機会をとらえるよう呼びかけ、会長テーマを「ロータリーは機会の扉を開く」と発表されました。
RI会長は、ロータリーとは「無限の機会への招待」であると述べられました。クラブに入会するというだけでなく、奉仕プロジェクトを通じて会員自身や受益者の人生をより豊かにするための道を開くのがロータリーであるとも力説されました。
「奉仕の行いは、その大小にかかわらず、助けを必要とする人たちのために機会を生みだすものである」
と述べられ、ロータリーは、@ リーダーシップの機会 A 奉仕のアイデアを実行に移すために世界を旅する機会 B 生涯続く友情の絆を築く機会の3つの機会を与えてくれるということです。
未来のロータリーの発展のためには、変革を受け入れ、会員数を増やすために数字にこだわるのではなく、持続可能かつ有機的なかたちで成長できる方法を考えるように、各クラブは、クラブにふさわしい新会員を募ることに力を注ぐべきであると述べられました。
2020−21年度は2680地区ガバナーには、西脇ロータリークラブより東播第3グループより初のガバナーが誕生しました。小野加東ロータリークラブは、東播第3グループの構成クラブとして、連携と支援を行って参りたいと思います。
高瀬英夫ガバナーは「ロータリーの魅力を語り、伝えよう」〜次の100年に向け、ロータリーの心と原点を求めて〜をテーマに掲げられました。
そして、@ ロータリー賞を目指そう A 定款・細則の改定完了 B その他(会員増強・ビジョン戦略
計画の作成・研修体制・危機管理機能・クラブの活性化・クラブの分析・HPの充実・他クラブ訪問・自クラブの歴史を学ぶ)を推奨事項として挙げられています。
それらを受け、2020−21年度の小野加東ロータリークラブ運営方針として、諸先輩方の御尽力により創立60周年を迎えられた翌年として、誇りの持てるクラブを確立するために「温故知新」を念頭にクラブ運営に努めて参りたいと考えています。
60周年を迎えるにあたり、多くの先輩を見送り、新たな同志を招き、そして今があり、歴史を振り返り、小野加東ロータリークラブの強みと弱みを再検証していき、変えてはならないもの、変えなくてはならないもの、それらを礎に70年、80年を迎えることのできる「誇りの持てる小野加東ロータリークラブ」として引き継げることを念じています。
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