クラブ運営方針  

2023−24年度会長 中山松比古


 ゴードンR.マッキナリー国際ロータリー会長は、2023-24年度会長テーマ「CREATE HOPE in the WORLD  世界に希望を生み出そう」を発表しました。
  そして「世界に希望を生み出す重要な方法となるのは、平和に重点的に取り組むことであり、平和とは希望が根づくための土壌です。ロータリーは、平和、機会、生きる価値ある未来の土台を築いています。私たちが得意とすることを継続すると同時に、変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーはより平和で、より希望のある世界を築く手助けができます」と述べられました。
 
また、第2680地区安行英文ガバナーは、ガバナーの行動指針として、“Act with Integrity Serve with Love Work for Peace”と掲げられ、その重点目標に、
 
全てのロータリー活動が、「輝く」ようになることに重点をおく。
  DEIDiversity,Equity,Inclusion/多様性、公平さ、インクルージョン)は私たちそのものを
  映し出す文化とし「社会的スティグマの解消」を目指し、地区及び全てのクラブに活動を促す。

 
会員増強を推進し、新しいタイプのクラブの運営の仕方を創出する。
 
「平和」を基礎に活動する。
 
メンタル・ヘルスを考え、ロータリアン、地域社会のあらゆる人々に寄り添うロータリーを目
   指す。

  と述べられています。
 
さらに数値目標として、以下のように掲げられました。
  
●会員増強        各クラブ純増2
  MY ROTARY登録率   75%以上
  ●ロータリー財団年次基金 1名あたり160ドル
  ●ロータリー財団恒久基金 ベネファクター又は遺贈友の会会員10名増
  
●ポリオプラス基金    1名あたり40ドル
  ●米山記念奨学会     1名あたり17,000

 R1会長のテーマとガバナーの行動指針に沿って、23-24年度会長として、特に数値目標を中心に会員各位のご理解とご協力により活動していこうと思い、COVID-19によるクラブの中で規制により以前のように行うことが困難だった活動も、できる限り再開して継続させていきたいと思います。以前の状態に戻した後に、より良い方向が見出せれば幸いに思います。
  私は、先輩たちが培って来たロータリークラブの歴史を受け継ぎコロナ禍で中断したクラブの運営を以前に戻し、そこから今の状況下ではそぐわない案件は、新しく改革するか違う形にしていきたいと思います。令和に入ってから突然世界中を巻き込んだ此のコロナ。その中で入会をして以前の状態を知らない会員がかなり増えました。良いこと不具合なことを含め、ロータリークラブを運営していくには先ずは、会員みんなが理解している状態から物事を進めないと、先に進めないように思います。未来に希望を持ち平和な楽しいクラブにする為に、どうぞよろしくお願い致します。




2022−23年度会長 田中  靖

本年度、国際ロータリーのジェニファー・ジョーンズ会長(ウィンザー・ローズランド・ロータリークラブ:カナダ・オンタリオ州)は、テーマに「イマジン ロータリー」を掲げられました。「イマジン」とはジョーンズRI会長にとって夢や希望を追い求める義務を意味し、“ロータリーの会員の皆さんには大きな夢を抱き、行動を起こすことでその夢をかなえて欲しい。その大きな夢の実現のためにロータリーの力とつながりを生かしましょう。”と訴えられました。「想像してください、私たちがベストを尽くせる世界を。私たちは毎朝目覚めるとき、その世界に変化をもたらせると知っています。」
  本年度RI2680地区 阪上(さかうえ)栄樹(えいき)ガバナー(宝塚中)はガバナー行動指針を「Let’s Enjoy Rotary !!」(共にロータリーを楽しみましょう、ロータリーの明日に夢を込めて)を掲げられました。
  また、地区運営方針並びに重点目標として次の項目を述べられました。
  *全てのロータリー活動が、「ロータリーを楽しむ場」となることに重点をおく。
 *
DEI(Diversity, Equity, Inclusion/多様性、公平さ、インクルージョン)の理解を深め、地区および
  すべてのクラブに浸透させる。

  *会員増強を推進し、新しいタイプのクラブを創出する。

 ロータリーの目的の第1に「知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること」と記されていま
す。ロータリアンの出席する例会や会合は、新しい友人や情報が得られる場であり、友好的な雰囲気のもと、親睦が図られ、強い友情が生まれる場であると思います。

  “Enjoy Rotary”は“魅力あるロータリーライフを過ごす”ことでもあると考えます。この魅力あるロ
ータリーライフの実現のために、私たちロータリアンは、例会、委員会事業、
IM等に積極的に参加し、ロータリーのことを語り、「奉仕と親睦」の活動を実践しましょう。世代を超えたロータリアンが「奉仕と親睦」の輪を広げ、会員が互いに尊敬と誇りと喜びを感じあえるクラブにしたいと思います。 残念ながら、2020年から続くコロナ禍により、これらの例会、会合に様々な制限がかかった状態が続き、本来の魅力あるロータリーライフが十分には実現できておりません。
  ポストコロナの時代を念頭に、本来の魅力あるロータリーライフの復活を目指す、その第1歩の1年にしたいと思っています。
  私たち小野加東ロータリークラブは創立から62年の歴史があり、歴代会長及び先輩諸兄姉が築かれてきた伝統と実績があります。会員や会員家族の健康及び感染対策に最大限配慮しながら、クラブとして積極的な活動に努めていきたいと考えています。
  まだまだ若輩ではありますが、私たち小野加東ロータリークラブがより魅力あるものになるよう精一杯努めて参ります。最後に、会員の皆様のご理解・ご協力を宜しくお願い致します。

 

2021−22年度会長 河合 孝治



 COVID-19禍の中、日々闘い続け私たちの命を守って頂いている医療従事者並びに関連されます関係各位には大変感謝申し上げます。
 
今年は「命を守る」を最大限に皆様と共にロータリアンとして出来る限りの活動をして行きたく考えております。
  本年度、国際ロータリーシェカール・メータ会長(カルカッタ・マハナガル・ロータリークラブ(インド、西ベンガル州))はテーマに「SERVE TO CHANGE LIVES」(奉仕しよう みんなの人生を豊かにするために)を掲げられました。人のために世話をし、奉仕することが最良の生き方。なぜなら、その経験を通じて誰かの人生だけでなく、自分の人生を豊かにできるのだからと述べておられます。
  奉仕とは、自分がこの地上に占める空間に対して支払う家賃であるという信条をお持ちになられています。次期ガバナーに対し、自らが模範となって導き、測定可能・持続可能なインパクトをもたらす奉仕プロジェクトへの会員の参加意欲を引きだすよう呼びかけ、各クラブが「ロータリー奉仕デー」を実施することを求められました。また、会員が女子のエンパワメントに力を注ぎ、教育、リソース、奉仕、機会など、未来の女性リーダーの成功に必要な手段を与えてほしい、その上で、多様性、公平さ、開放性に対するロータリーの信念を会員が活動の指針とすることが大切であると語られています。
  本年度、2680地区吉岡博忠ガバナー(伊丹RC)は「For the dynamic Leaders of futures with Rotary」(ロータリーとともに活力に満ちたリーダーを育てるために)を掲げられました。
  また、地区運営方針並びに重点目標として次の項目を述べられました。
   RIテーマおよびロータリーの目標の達成を目指して、ロータリー活動を推進する。
   *全てのロータリー活動がリーダーとしての「人材育成」となることに重点をおく。
   *重点分野のロータリー奉仕デー推進を支援する。
  *ロータリーのプログラムを積極的に支援し、ロータリーと地域社会、世界とのつながりを深める。
   *ロータリアンのロータリー並びにRIや地区への関心を高め、多くの会員の参画を求める。
   *オンライン会合をサポートする。
  以上のことを受け、COVID-19禍ですが今まで経験のない事にも正しく、素早く対応し歴史あるクラブとして活動に努めて行きたく考えます。最後に会員の皆様の御理解・御協力を宜しくお願い致します。





2020−21年度会長 前田 光教

  

2020年初頭、新型コロナウイルス感染症が社会全体を揺るがし、RI第2680地区においても緊急事態宣言を受け、あらゆる活動に自粛を求められました。
  しかし、私たちロータリアンはこれらのピンチをチャンスに変え、ポジィティブな精神で、前進していかねばなりません。皆様には新型コロナウイルス感染症とも共存しながら小野加東ロータリークラブ運営に邁進して頂きたいと感じています。
  さて、2020−21年度のRI会長は「ホルガー・クナーク氏」(ドイツ・ヘルツォークトゥム・ラウエンブルク・メルン・ロータリークラブ所属)であります。
 
2020年1月20日、サンディエゴ(米国カリフォルニア州)での国際協議会において、人生や地域社
会を豊かにするためにロータリーが与える機会をとらえるよう呼びかけ、会長テーマを「ロータリーは機会の扉を開く」と発表されました。

  RI会長は、ロータリーとは「無限の機会への招待」であると述べられました。クラブに入会するというだけでなく、奉仕プロジェクトを通じて会員自身や受益者の人生をより豊かにするための道を開くのがロータリーであるとも力説されました。
「奉仕の行いは、その大小にかかわらず、助けを必要とする人たちのために機会を生みだすものである」
と述べられ、ロータリーは、@ リーダーシップの機会 A 奉仕のアイデアを実行に移すために世界を旅する機会 B 生涯続く友情の絆を築く機会の3つの機会を与えてくれるということです。

  未来のロータリーの発展のためには、変革を受け入れ、会員数を増やすために数字にこだわるのではなく、持続可能かつ有機的なかたちで成長できる方法を考えるように、各クラブは、クラブにふさわしい新会員を募ることに力を注ぐべきであると述べられました。
 
2020−21年度は2680地区ガバナーには、西脇ロータリークラブより東播第3グループより初のガバナーが誕生しました。小野加東ロータリークラブは、東播第3グループの構成クラブとして、連携と支援を行って参りたいと思います。
  高瀬英夫ガバナーは「ロータリーの魅力を語り、伝えよう」〜次の100年に向け、ロータリーの心と原点を求めて〜をテーマに掲げられました。
  そして、@ ロータリー賞を目指そう A 定款・細則の改定完了 B その他(会員増強・ビジョン戦略
計画の作成・研修体制・危機管理機能・クラブの活性化・クラブの分析・HPの充実・他クラブ訪問・自クラブの歴史を学ぶ)を推奨事項として挙げられています。
 
それらを受け、2020−21年度の小野加東ロータリークラブ運営方針として、諸先輩方の御尽力により創立60周年を迎えられた翌年として、誇りの持てるクラブを確立するために「温故知新」を念頭にクラブ運営に努めて参りたいと考えています。
 
60周年を迎えるにあたり、多くの先輩を見送り、新たな同志を招き、そして今があり、歴史を振り返り、小野加東ロータリークラブの強みと弱みを再検証していき、変えてはならないもの、変えなくてはならないもの、それらを礎に70年、80年を迎えることのできる「誇りの持てる小野加東ロータリークラブ」として引き継げることを念じています。






2019−20年度会長 加納 純一


 本年度国際ロータリー マーク・ダニエル・マローニー会長はテーマとして“ROTARY CONNECTS THE WORLD(ロータリーは世界をつなぐ)”を掲げられました。
 会長は次のように述べておられます。
 “ロータリーの礎は「つながり」です。若い弁護士としてシカゴにやって来たポール・ハリスがロータリーを創設した最大の理由、それは見知らぬ街でほかの人たちと「つながる」ことでした。それから1世紀以上が経った今、私たちの周りには、ポール・ハリスの時代には想像もできなかったような友情とネットワークを築くための方法が数多く存在します。それでも、ロータリーにおける「つながり」は独特であり、ほかに類を見ません。”
 思い起こせば今から11年前ポール・ハリスを全く知らなかった私が、平成2026日小野加東ロータリークラブへ入会させていただいた動機が将にこの「つながり」を求めてでした。
 職業人となってから当地へ赴任し、職業柄、日常生活において他者との「つながり」が希薄であると感じていた私は、異業種の方たちと年齢を越えてつながりたい、そうすることによって人間として成長できるのではないかと考えました。
 将にポール・ハリスと同じ心境でした。あれから11年まだまだ人間修行の途中ですが、ロータリークラブ入会前に比べ少しは人間の幅が広がったような気がします。
 また本年度2680地区浅木幸雄ガバナーは行動指針として次のように述べておられます。
“地域社会をつなぎ(Connect)、多様性に富んだ会員組織へ変革する(Transform)”つなぎ(Connect)に加え、多様性とTransformという言葉がでています。これからの未来は多様な価値観が存在し、寛容の精神を持ってお互いを認め合わなければ成り立たないのでしょう。またTransformとは形をまるごとすっかり変える、一変するというニュアンスです。
 ロータリークラブも既存の形にこだわることなく、時代に合わせて柔軟に形を変えていくべきというメッセージが込められています。
 またガバナーは地区運営方針並びに重点目標として、次の項目を挙げられています。
  *RIテーマおよびロータリーの目標の達成を目指す。
  *女性会員、若い会員を増強し、多様な人びとをロータリーでつなぐ。
  *公共イメージと認知度の向上を図り、地域社会とロータリーをつなぐ。
  *ロータリーのプログラムを積極的に支援し、安心・安全をモットーに青少年と世界をつなぐ。
  MY ROTARYを通じてロータリー情報を取得・発信することにより、ロータリーを世界とつなぐ。
 小野加東ロータリークラブの今年度のキーワードはロータリークラブの原点とも言うべき「つながり」といたします。
 例会、親睦活動を通じた会員同士の「つながり」から始まり、他クラブとの「つながり」、地域社会との「つながり」、さらには世界との「つながり」まで寛容の心を持って、「つながり」を広げていきたいと思います。
 今年度は新しい時代“令和”元年、また伝統ある小野加東ロータリークラブの六十周年(還暦)の節目の年にあたります。この記念すべき年度に会長を拝命させていただきました事をとても光栄に思っております。
 私の一生の思い出になるであろう会長年度を充実して過ごし、小野加東ロータリークラブがより魅力あるものとなるよう精一杯務めてまいりますので、会員の皆様の御協力をお願いいたします。



2018−19年度会長  北野 達郎
  
   

2018-19年度国際ロータリー バリー・ラシン会長はテーマとしてBE THE INSPIRATION

(インスピレーションになろう)」を掲げられました。この意味は「何か創造的なことをす
るために、精神的に刺激される
プロセス」であり、「前進への活力となる人になろう」という
メッセージです。具体的には次の目標が提示されました。

 
 優先項目1「クラブのサポートと強化」に関する目標
  1.現会員を維持する
  2.クラブの会員数を増やす
  3.新クラブを結成する
  4.女性会員、40歳未満の会員、ロータリーに入会するローターアクターの数を増やす

  優先項目2「人道的奉仕の重点化と増加」に関する目標
  1.ポリオ撲滅活動への現金寄付と地区からのDDF寄贈を増やす
  2.DDFを利用した地元や海外での地区補助金ならびにグローバル補助金を増やす
  インターアクトクラブとローターアクトクラブが地元のロータリークラブや地域社会と
     一緒に、奉仕プロジェクトに参加するよう促す
 
4.年次基金への寄付を増やし、2025年までに202500万ドルの恒久基金を達成する

優先項目3「公共イメージと認知度の向上」に関する重点項目
  1.ポリオ撲滅におけるロータリーとロータリアンの役割の周知を図る
  2.ロータリーへの認識を高め、「世界を変える行動人」キャンペーンを推進する
  3.ロータリーショーケースとアイデア応援サイトを利用し、クラブ史を記録することで、
     ロータリークラブのプロジェクトに対する認識を高める

  一方、RI2680地区 矢野宗司ガバナーは、行動指針として「変化(Change)を恐れず、変化を
 リードし、新たな機会(
Chance)と捉え、挑戦(Challenge)していく」を掲げられました。
   そして地区運営指針並びに重点目標として
  1.RIテーマおよびロータリーの目標の達成を目指して、ロータリー活動を推進する
  2.ロータリーデーを開催し、公共イメージと認知度の向上を図り地域社会にインスピレーション
   をもたらす

  3.ロータリーのプログラムを積極的に支援し、ロータリーと青少年、地域社会、世界とのつなが
   りを深める

  4.My ROTARY への登録率が50%以上になるよう推進するとともに、ロータリアンのロータリー
   並びに
RIや地区への関心を高め、「ワン・ロータリー」を推進する

  以上を踏まえ、小野加東ロータリークラブでは本年度の運営方針を「親睦を基礎に会員全員が刺
 激的で活力ある人間をめざす」としたいと思います。




  


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